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今月の「ワンコイン市民コンサート」は・・・ [音楽のこと]

毎月恒例の「ワンコイン市民コンサートシリーズ」ですが、今月は夏休み特別企画(?)で、2公演予定されています。

 

まずは8日(日)が、『レオニド・ソロコフ ヴァイオリンリサイタル』。
いつものとおり、大阪大学会館にて、14:30開場15:00開演予定。

レオニト?・ソロコフ・ウ?ァイオリンリサイタル.jpg


レオニド・ソロコフ
(Leonid Sorokow)さんは、
1954 ロシア・サンクトペテルブルク生まれ。 モスクワ音楽院卒。
1978 モントリオール国際コンクール入賞。
1981 ニコロ・パガニーニ国際コンクール2位入賞。
1991 ウィーンに移動し、国立音楽大学て?教鞭をとる。
1986~1992 ユーリ・バシュメットの主宰するモスクワ・ ソロイスツの第一コンサートマスター就任。
1997~2007 ウィーン・モーツァルト・トリオ結成。
2001 ザグレブ音楽アカデミー教授に就任。
2008 アマデウス・トリオ・ザグレブ結成。
・・・なお方。

ヴァイオリン ~ 名手の織り成す歓喜』とサブタイトルがつくこのコンサート。重厚でドラマティックなサウンドを耳にすることが出来そうです。

予定されている演目は、

  • フランチェスコ・ジェミニアーニ ソナタ ハ短調
  • フランツ・シューベルト グランド・デュオ イ長調 D 574
  • ヴォルフガング・モーツァルト ソナタ 変ロ長調 KV.378
  • ニコロ・パガニー二 ソナタ ホ短調 カンタービレ:ラカンパネラ

とヴァラエティに富んでいます。『歓喜』ですが、ベートーヴェンの『第九』はありません。

そして、ステージに華を添えるピアニストが鈴木華重子さん。
彼女は、何気に「ワンコイン市民コンサートシリーズ」最多出演を誇ります。『ベートーヴェン・ヴァイオリンソナタ全曲演奏会』も記憶に新しいところですが、その他公演でも同館自慢の1920年製Bosendorfer252を華麗に演奏されています。
公認広報として、特別功労賞を贈りたいくらいのご活躍。とりあえず気持ちだけお贈りしておきましょう。

盛夏に響くヴァイオリンとピアノの協演。涼を呼ぶのか、ホットに盛り上がるのか、さて・・・?!

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それとは別に、『ワンコイン市民コンサートシリーズ特別プロジェクト1 Project4 第1回リサイタルコーチング選抜オーディション』の応募申し込み受付が今日8月1日より開始されました。

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Project4とは何ぞや?!
観客とアーチストを結び、コーチングを取り入れ、より魅力的な演奏を聴かせられる音楽家を育てる育成プロジェクトで、
プロジェクト1:コーチングで演奏を磨きたいピアニストやピアノが入った編成のアンサンブルを募ります(このプロジェクトに賛同する方であれば、プロ、アマを問いません)。
プロジェクト2;嘲笑が選ぶオーディション・コンサートの開催(開催日時は2016年2月14日。入賞者2人(組)を選ぶのは観客の皆さんです)。
プロジェクト3:演奏コーチングの実施 コーチ:Dr.Toko Suzuki(鈴木陶子、ピアニスト、音楽博士)(ジョイント・リサイタルで演奏されるプログラムをコーチングします)。
プロジェクト4:入賞者2人(組)によるジョイント・リサイタル(ジョイント・リサイタル開催日時は2016年4月17日(日)です)。
・・・というもの。

応募が受け付けられたら、書類審査があって、ファイナリスト約10名(組)による公開オーディション・コンサートが2016年2月14日(日)に開催されて、そこでオーディエンスに認められた上位2名の入賞者がコーチング・セッションを経て、2016年4月17日(日)にジョイント・リサイタルで改めて演奏を披露することが出来るわけやね。
入賞賞金は50,000円ですが、キャパシティ400名の大阪大学会館で、同館自慢の1920年製Bosendorfer252をプレイする機会を得られるわけですな。
応募資格は、このプロジェクトに賛同される方で、ピアノ・ソロ、もしくはピアノが入った室内楽アンサンブルの演奏家。年齢、プロ、アマを問いません。
募集期間は11月16日まで。応募書類や応募費用についてはこちら(ホームページFacebook)をご参照ください。

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8月30日(日)は『武久源造「ピアノの発見」 第1章』が予定されています。
古楽鍵盤楽器からモダンピアノまで自在に弾きこなす武久源造さんをお迎えしての、前半はジャーマンチェンバロ:クリスティアン・ツェル、後半はゴットフリート・ジルバーマン・ピアノを用いたオールバッハプログラムで、

第一部:ジャーマン・チェンバロによる演奏

  • トッカータ ニ長調 BWV915
  • パルティータ 第四番 BWV828

第二部:ジルバーマン・ピアノによる演奏

  • シャコンヌ
  • パルティータ 第六番BWV830
  • その他

武久さんが自ら手掛けた古楽器のレプリカが大阪大学会館に持ち込まれてのバッハ曲集。モダン・ピアノとの違いを是非この耳で確かめなければいけません。

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武久源造マスタークラス.jpg


そして、もうひとつ。『ワンコイン市民コンサートシリーズ特別プロジェクト2 武久源造特別企画』として、コンサートの翌日、8月31日(月)10:00?17:00の予定で、マスタークラスが開催されます。チェンバロからモダン・ピアノまで5台の鍵盤楽器を使ったキーボード・プレイヤーのためのクラスが以下の予定で実施されます。
すでに受講生枠は埋まっていますが、聴講も可能となっています。ご興味のある方は是非どうぞ。

10時 Pre-Class Lecture 武久源造氏「語られてこなかった鍵盤楽器の歴史」

  1. ピアノの発見:闇に葬られたジルバーマン・ピアノの驚くべき能力
  2. 対立共存したチェンバロとピアノの境界線上に位置するジルバーマン・ピアノの意義
  3. 鍵盤演奏の本質:打弦ではなく撫弦

11時 浜本佳代さん スカルラッティ K. 158, 159, 175から二曲
12時 ランチブレーク
13時 大西晴香さん バッハ パルティータ No. 1
14時~16時 幡谷幸子さん バッハ パルティータ No. 5
16時~17時 Post-Class Wrap-up Discussion 武久源造、受講者,聴講者による対話形式,自由討論

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以上、コンサートが2公演と特別プロジェクトが2件。いずれも詳しいことは「ワンコイン市民コンサートシリーズ」のホームページでご確認ください。このブログでは受け付けはしていませんよォ。
ワタシもコンサートには伺いますが、平日開催のプロジェクトの聴講は、本職をサボる口実を作らないといけないので・・・(汗)。


 


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