Fly With The Black Swan~ Swan Lake…?? [散歩・散走]
さて、Black SwanことMidnight BlackのBROMPTON P Lineで行く初めてのポタリングは滋賀県・琵琶湖周遊?
まさか、いきなり「ビワイチ(琵琶湖一周)」?! まさか、ねッ。
まさか、いきなり「ビワイチ(琵琶湖一周)」?! まさか、ねッ。
メイン・フレームの曲線美とラメ入りの黒い塗色から、ヴィジュアル・イメージをBlack Swan(黒鳥)に求めたワタシのP Line。
バレエ『白鳥の湖』で、アナスタシヤ・コレゴワ演じるところのオディール。映画『ブラック・スワン』で精神を病んでいく、ナタリー・ポートマン演じるところのザ・スワン・クイーンことニナ・セイヤーズ。
まァ、ウリヤーナ・ロパートキナでも、シルヴィ・ギエムでも、ニーナ・アナニアシヴィリでも、アレッサンドラ・フェリでもいいのだが。
生物としてのカモ目カモ科ハクチョウ属のブラックスワン(黒い白鳥)は、オーストラリアに生息する固有種で、季節や環境の変化により移動を行う漂鳥。
オオハクチョウのように国を超えて旅をする訳でもなく、小規模の季節移動。夏は水辺のお花を愛でて、寒くなれば街中のカフェに温かいものを求めてのポタリングといった具合。
水中では水掻きを広げてバタバタとバタ足しながらも、優雅に水上を滑るように見えるSwan。シャカリキにペダルを回しつつも涼しげな顔を示せるようソフィスティケートなライディングを目指すわけですな。
バレエにしろ、生物にしろ、Black Swanは水辺、湖が似合うであろうと、最初のポタリングは日本最大の面積と貯水量を誇る琵琶湖を目指します。
もちろん、一周するほどの脚も無ければ、時間もない。
目的地は草津市立水生植物園みずの森。その名の通り、水生植物に特化したちょっと珍しい植物園。ハスやスイレンが咲いて、一部は今が見頃でもあるらしい。
その植物園が位置するのは琵琶湖にちょこんと突き出した烏丸半島(琵琶湖に半島があるなんて初めて知りましたが)、そこはかつて国内最大規模の「ハスの群生地」であったそうで、それが2016年に突然消滅してしまったとかで、2017年から「ハスいっぱいプロジェクト」と称した取り組みを行なって、約100種のハスを栽培しているのだとか。
バレエ『白鳥の湖』で、アナスタシヤ・コレゴワ演じるところのオディール。映画『ブラック・スワン』で精神を病んでいく、ナタリー・ポートマン演じるところのザ・スワン・クイーンことニナ・セイヤーズ。
まァ、ウリヤーナ・ロパートキナでも、シルヴィ・ギエムでも、ニーナ・アナニアシヴィリでも、アレッサンドラ・フェリでもいいのだが。
生物としてのカモ目カモ科ハクチョウ属のブラックスワン(黒い白鳥)は、オーストラリアに生息する固有種で、季節や環境の変化により移動を行う漂鳥。
オオハクチョウのように国を超えて旅をする訳でもなく、小規模の季節移動。夏は水辺のお花を愛でて、寒くなれば街中のカフェに温かいものを求めてのポタリングといった具合。
水中では水掻きを広げてバタバタとバタ足しながらも、優雅に水上を滑るように見えるSwan。シャカリキにペダルを回しつつも涼しげな顔を示せるようソフィスティケートなライディングを目指すわけですな。
バレエにしろ、生物にしろ、Black Swanは水辺、湖が似合うであろうと、最初のポタリングは日本最大の面積と貯水量を誇る琵琶湖を目指します。
もちろん、一周するほどの脚も無ければ、時間もない。
目的地は草津市立水生植物園みずの森。その名の通り、水生植物に特化したちょっと珍しい植物園。ハスやスイレンが咲いて、一部は今が見頃でもあるらしい。
その植物園が位置するのは琵琶湖にちょこんと突き出した烏丸半島(琵琶湖に半島があるなんて初めて知りましたが)、そこはかつて国内最大規模の「ハスの群生地」であったそうで、それが2016年に突然消滅してしまったとかで、2017年から「ハスいっぱいプロジェクト」と称した取り組みを行なって、約100種のハスを栽培しているのだとか。
JR草津駅までは輪行。そこから真っ直ぐ琵琶湖を目指し、湖岸の遊歩道、さざなみ街道を走る。
天気は微かに薄曇りで、陽射しも穏やか、まだそれほど気温も高くない。
低速用(!!)のサイクリング・コースにもなっていて、信号もなくほぼほぼド平坦でもあるから、外装4速の2~4、ほとんどを3rdでゆっくりとしたケイデンスで烏丸半島を目指し、半島の縁を半周するようなコースでみずの森。
スペシャライズでパーソナライズなカスタマイズを施したBD-1ほどガンガンに飛ばしたいという気分にはならず、シート・ポストを上限まで上げてもサドル位置は少し低く、前傾姿勢にはなれるけれどハンドル位置は近くて少々窮屈に思えることもあって、ちょっと速度を上げづらい。まァ、まだ開園時間になってもいないので急ぐこともない。
平日の朝一番とあって、ガラガラの駐輪場にP Lineを停めて、こちらも人気の無いエントランスへ。
京都市内の寺院の池に咲く蓮華も貴いように思えるが、こちらは市民による市民のためのプロジェクトで、かつての景観を取り戻そうというコンセプト。
育成途中のハスの多くは鉢植えされて、園内の池には白や紅、黄色に色づいたスイレンが浮かび、その周りにはハナショウブやアジサイ、夏らしいヒマワリや可愛らしいナデシコが咲いて、言葉にすると陳腐になるけど百花繚乱、夏の花が溢れるように並ぶ。
植物園とあって、「ハスいっぱいプロジェクト」の成果もあって、ハスとスイレンだけでも、市内のお庭で見るのとは趣きが異なり、極楽の池に咲くという蓮華のイメージでは無いけれど、何れもが夏の陽に映えて美しい。それにハナショウブやアジサイのヴァリエーションが重なって、まさに千紫万紅で刺激的なほど。
「秋の七草園」は季節外れで、「万葉の小径」となって、琵琶湖を背景に幾種類ものアジサイが咲く。
園内にはロータス館と名付けられた建物があって、Lotus・・・ハスやスイレンなどの水生植物のテーマ館となっていて、エントランスホールでは品評会的な屋内植物展示がされて、常設展示室ではオリエントに花開いたロータス文化や世界中のロータスアートに出会う「ロータスと美」に関する展示、中央には熱帯性のスイレンを中心としたアトリウム(温室)が設られている。
スイレン(Les Nymphéas)といえば、我らがフランス近代画壇の雄、クロード・モネ。温室までの廊下にはモネの大作を複製したものが掲げられている。
熱帯スイレンは、まさに青蓮華と呼びたいような神秘的で艶やかな色目であったり、『シン・ウルトラマン』に出てくるガボラ見たような造形であったり、それらに混じって小さなガガブタが浮かんでいたり、ひときわエキゾティック。日本国内に自生するヒツジグサとはまったく趣きが異なる。
温帯~熱帯スイレンはお寝坊で昼咲き、ハスの多くは(どうした仕組みか)早朝に咲き昼には閉じてしまう。パートタイマー的なシフト制? ・・・な訳でもないでしょうが、陽も高くなって気温も上がってきたようで、そろそろお仕舞いの時間帯か。
ワタシもお腹が空いてきたような。
天気は微かに薄曇りで、陽射しも穏やか、まだそれほど気温も高くない。
低速用(!!)のサイクリング・コースにもなっていて、信号もなくほぼほぼド平坦でもあるから、外装4速の2~4、ほとんどを3rdでゆっくりとしたケイデンスで烏丸半島を目指し、半島の縁を半周するようなコースでみずの森。
スペシャライズでパーソナライズなカスタマイズを施したBD-1ほどガンガンに飛ばしたいという気分にはならず、シート・ポストを上限まで上げてもサドル位置は少し低く、前傾姿勢にはなれるけれどハンドル位置は近くて少々窮屈に思えることもあって、ちょっと速度を上げづらい。まァ、まだ開園時間になってもいないので急ぐこともない。
平日の朝一番とあって、ガラガラの駐輪場にP Lineを停めて、こちらも人気の無いエントランスへ。
京都市内の寺院の池に咲く蓮華も貴いように思えるが、こちらは市民による市民のためのプロジェクトで、かつての景観を取り戻そうというコンセプト。
育成途中のハスの多くは鉢植えされて、園内の池には白や紅、黄色に色づいたスイレンが浮かび、その周りにはハナショウブやアジサイ、夏らしいヒマワリや可愛らしいナデシコが咲いて、言葉にすると陳腐になるけど百花繚乱、夏の花が溢れるように並ぶ。
植物園とあって、「ハスいっぱいプロジェクト」の成果もあって、ハスとスイレンだけでも、市内のお庭で見るのとは趣きが異なり、極楽の池に咲くという蓮華のイメージでは無いけれど、何れもが夏の陽に映えて美しい。それにハナショウブやアジサイのヴァリエーションが重なって、まさに千紫万紅で刺激的なほど。
「秋の七草園」は季節外れで、「万葉の小径」となって、琵琶湖を背景に幾種類ものアジサイが咲く。
園内にはロータス館と名付けられた建物があって、Lotus・・・ハスやスイレンなどの水生植物のテーマ館となっていて、エントランスホールでは品評会的な屋内植物展示がされて、常設展示室ではオリエントに花開いたロータス文化や世界中のロータスアートに出会う「ロータスと美」に関する展示、中央には熱帯性のスイレンを中心としたアトリウム(温室)が設られている。
スイレン(Les Nymphéas)といえば、我らがフランス近代画壇の雄、クロード・モネ。温室までの廊下にはモネの大作を複製したものが掲げられている。
熱帯スイレンは、まさに青蓮華と呼びたいような神秘的で艶やかな色目であったり、『シン・ウルトラマン』に出てくるガボラ見たような造形であったり、それらに混じって小さなガガブタが浮かんでいたり、ひときわエキゾティック。日本国内に自生するヒツジグサとはまったく趣きが異なる。
温帯~熱帯スイレンはお寝坊で昼咲き、ハスの多くは(どうした仕組みか)早朝に咲き昼には閉じてしまう。パートタイマー的なシフト制? ・・・な訳でもないでしょうが、陽も高くなって気温も上がってきたようで、そろそろお仕舞いの時間帯か。
ワタシもお腹が空いてきたような。
烏丸半島を時計回りに半周して、そのまま湖岸伝いに、往路としたさざなみ街道を逆に辿って、近江大橋を渡ってなぎさ通りへ約15kmの自走。滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール近くのカフェでお昼ご飯。
帰りはJR大津駅から輪行で。
P Lineのシェイクダウンを兼ねた琵琶湖周遊は湖面を渡る風に煽られて思った以上に疲れちゃったけれど、久しぶりのポタらしいポタリングで気持ちのいい疲労感。そろそろ夏が本格化して暑さと殺人光線めいた陽射しで死んじゃうから、次回からは早朝のお庭巡りになるでしょうか。京都の夏は暑いもの。
注・琵琶湖にはコハクチョウは飛来するらしいが、コクチョウはいません。
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