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見せてもらおうか、新装BD-1の性能とやらを!!!! [自転車のこと]

【前回までのあらすじ】
宇宙世紀0079年。戦局打開を狙って連邦軍が発動した「V作戦」と、それに因り実戦配備された試作型モビルスーツと新型宇宙空母の前にジオン公国地球攻略軍は苦戦を強いられることとなり、ジオン軍においても、対MSの白兵戦に備えて、新型モビルスーツの開発が急務となった。
新たに設計されたMSは、生産の簡略化を考慮し、量産型のフレームを流用しつつ、装甲強度と動力性能の向上が図られるとともに、より操縦性の改善を狙ってパイロットの個性に合わせたパーソナライズが施された。
そして、その機体は、その独特な塗色から『瑠璃色の妖星』と呼ばれた。

 

見せて貰おうか、New105をインストールしたBD-1の性能とやらをッ!!」と誰かがゆーたとか、ゆーてへんとか(話しの展開がメチャクチャですな)。

そう、カラーリングの変更をするのしないのでオチをつけてしまいましたが、そろそろ「フレッシュアップ大作戦」で「パーソナライズ大作戦」な「ポテンシャルアップ大作戦」の成果をお見せしないといけませんね。

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ドライブトレインの劣化に対するメインテナンスから端を発した今回のカスタマイズ。目玉になるのは「SHIMANO 105(5800系)」による11速化で、それをシフトチェンジするにはSTI(シマノ・トータル・インテグレーション)レバーが必要。ならばドロップハンドルに交換して、どうせ多段化するのであればフロント・ディレイラも追加して22速化してしまえ。対応するホイールが無くて手組みするなら20インチ化してしまえ。
ということで、フレーム(と換装済みのサスペンション、サドル、ペダル)以外を全交換の荒療治。
今回のパーソナライズで変更になったのは以下の通り(右列)。

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一番の目玉で、一番苦心を強いられたホイール周り。
フリーハブはシクロクロス用に開発された軽量・高剛性のセンターロックディスクブレーキ対応ハブ「SHIMANO FH-CX75」。10/11Speed対応で、オーバーロックナットは135㎜、ハブ軸長は146㎜、スポーク穴はエアロスポークにも対応する28穴。ULTEGRAとほぼ同等クラスとかで、色目もアルテ・グレーっぽい?? ラチェット音が静かで回転も滑らか。同色のクイックレリースが付く。
他にも11速・ディスクブレーキ対応のハブがあるにはあるが、ディスク・ロータを取り付ける部位がヒトデみたいで可愛くない!! シマノ製はセンターロック式なのですっきりしていて、ご丁寧にゴムキャップでカバーされていて、ディスク仕様を感じさせない見た目となっている。
そこに組み付けられたカセットスプロケットは「SHIMANO CS-5800-11s」。10スピードと同等のギア厚設計で、優れた耐久性能とライダーの思いのままにケイデンスコントロールを実現する11スピードワイドレンジを誇るという最新のシマノ製品。"11-28T"、"11-32T"、"12-25T"のパッケージから、"11-28T"をチョイス。その組み合わせは"11-12-13-14-15-17-19-21-23-25-28T"となる。苦手な坂道攻略用に"11-32T"も考えたが、見た目の美しさが優先された。
それに合わせられたリムは「Kinetix PRO 20×28H」。無駄にリムハイトの高くない、端正なフォルムで、DAHONやTernに多く用いられているらしい。20インチ11速を実現しようとしたら、まだまだ選択肢が少なく、今後の展開に期待したい。
11速をコントロールするリア・ディレーラは、新設計のスプリングメカニズムとケーブルルートにより、軽快な変速操作と力強い変速を謳う「SHIMANO  RD-5800-GS-L」。
「Capreo」から移植されたチェイン・テンショナがいけてない。近々別途テンショナをインストールして、この針金(?)は取り外す予定。ついでにプーリも換えるかも。

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フロント・ホイール
は、ハブが「SHIMANO FH-CX75」となる、リアと同等の組み合わせ。
タイアは前後とも「Schwalbe DURANO 20×1.10(406) FB」。高い走破性と耐久性を併せ持つリアルレーシングカテゴリーのミドルモデルのスペックを踏襲し、シティライドに適したトレッドパターンとカラーバリエーションを採用したモデルから、フォールディングビード仕様のブラックを選択。

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フロントスプロケット
・・・クランクセットは、「105」シリーズのそれが軸長だかシェル幅だかが合わないとかで使えないことから、「FSA Team issue 53/39T 172.5mm」を奢る。「SHIMANO FC-5800」の4本腕は格好よくないしねェ。「FSA Team issue」はカーボンとアルミニウムのコンポジットで、今回要したコストのうち約23%がコレ。ある意味コチラが目玉かも知れない。シマノのホローテックと似た仕様でかなり軽く出来ている。というか、ノーマルのボトムブラケットが重過ぎた!?
BD-1のクランク回りは"それなり"のパーツが組み込まれている。「FSA」にリプレイスすることでかなりの軽量化にもなり、クランク長が170㎜から172.5㎜と2.5㎜長くなってしまうが、JoJoちゃんの長ァい脚には、さて、フィットしてくれるのか??
53T39Tダブルクランクセットはリアの11speedと合わせて、どんな斜路にも対応してくれる・・・はず(脚が伴えば!?)。
フロント・ディレイラ
は「SHIMANO FD-5800-FL」。新設計のプルアームによりスプリングテンションを最適化し、新しいロートリム位置でチェイン落ちを軽減し、軽く正確な変速を実現。
それを支える台座は「COLORPLUS BFD01 BLACK」。BD-1/birdyのカスタム用パーツを専門に製造しているとあって、BD-1との親和性は高い。カラーヴァリエーションも豊富で、仕上げも美しいが、その分お値段もなかなかにお高いのが難点。先に変更している前後のサスペンションがCOLOR+製品なので、質感を統一するために同社の製品を多く使った。

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コクピットに目を移して・・・。
ハンドルバーは超コンパクトなセミドロップスタイルの「Dixnacross バンディーハンドル26φ Silver」で、それを受け止めるのが「Dixna リードステム 26φ 84° Silver」。それらをインストールするために、ハンドルポストを「アジャスタブル10°ステム Silver」に交換し、「Shibuyaアジャスタブルステムインナーポスト Silver」を接合。
フロントバッグ取り付けのために、「RIXEN&KAUL フロントアタッチメント KF810」と「RIXEN&KAUL エクステンション・アダプタ KF828」、「TIOGA フロントバッグホルダー BAP014」を組み合わせて使っていることもあって、ステムの中ほど辺りがごちゃついて重た気。アジャストする必要はないので、もう少しスッキリ収まってくれる方がいいのだが・・・。
そして、フロントのWスプロケットとリアの11スピードをシフトコントロールするのが「SHIMANO ST-5800-S」。滑らかな手触りのスリムでコンパクトなブラケット形状と10㎜のネジ式リーチアジャスト、しっかり握りやすいレバー形状などにより、快適性とコントロール性が向上。ポリマーコーティングケーブルによりフリクションを軽減し、ショートストロークでレスポンスが向上したのだという。確かに、旧105より随分コンパクトに見えるが、さて、その操作性は・・・!?
今回選んだ「105シリーズ」のうちデュアルコントロールレバーのみシルバー、ディレイラなど他パーツはブラックとしたのだが、レバーのシルバー(!!)が微妙に青白いピュータ系というか、アルテ・グレー系というか、ガンメタリック寄りのシルバーとなっている。

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当初の予定ではバーテープサドル(と場合によってはホイールまで)をメタルブルーとして、ブルー系ワントーン・コーディネイトとなるはずであった。が、サドルが間に合わない。ホイールは別物を選んだ。それによって、ワントーン・コーデは諦めて、従来のアクロマティックなコーディネイトを継続することとした。
使用し続けているサドルfi'zi:k ARIONE」は、黒に見えて、実は"Gray/Dark Gray"という特別色。無彩色といえども、両極、ホワイトやブラックでは詰まらない。そのサドルに合わせて、今回バーテープは「fizi:k BAR TAPE [SUPER LIGHT] Classic darkgray」をセレクト。
カラーリングの話しを続けると、自転車のウエストライン(?)、ヘッドセットシートクランプを結んだ線より上にはシルバー(アルミ色)やグレー、下半分に取り付けられたパーツはブラックで統一。見た目の重量バランスをとるとともに足回りのパワーを演出・・・してみたのだが・・・。
いずれそのうち、バーテープがヘタる頃にはサドルともどもメタルブルーになっているか、フレームまでそっくりレッド&ピンクな仕様としてしまうかwww。

主たる変更点は以上のとおりであるが、20inch化で避けて通れないのがブレーキ問題。イヤでもリプレイスメントを強いられる。定番は「PAUL MOTO BMX V-BRAKE」なのだろうが、円柱形となる形状がイヤ!! なんだか可愛くない。こちらもさして可愛くはないが、「VANGUARD I-20CNC BRAKEセットBlack」とした。
ホイールタイアが大径化したことで使えなくなるのはスタンドも同じ。これは「Colorplus BL01_20 Black」に交換。
ヘッドセットも「Colorplus BTH01 Silver」で統一感(笑)。

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18インチの折り畳み小径車であるBD-1が、ホイール/タイアをインチアップして、ハンドル形状を変更し、多段化まで施され、"マルチ・ミッション対応のマルチロール機"という印象がかなり薄れてしまった。
スタイル・コンセプトは「Cafe Racer(カフェ・レーサー)」かなァ。高速移動を楽しむ「Tourer(ツアラー)」ではなく、あくまで街乗り主体のライトウェイト・スポーツ車ということにしておきましょう。

あッ、ライトウェイトで思い出した。装備重量がちょびっと増えた分、軽量化すべく、シートポストも新調したったのでした。「WOODMAN アルミシートポスト Post-SL-Plus600 Pewter」、樵印のポストはピュータ(Pewter)色。本当はシルバーというかアルミ地色が欲しかったのだが、何故かクリア塗装は販売されていない。まあ、薄いペールブルーはフレームにも馴染むし、それほど違和感はない・・・と思うのだが・・・。気に入らなくなったらアルマイトし直して頂こうかと・・・。
非常に軽いのはいいのだけれど、目盛りが全然役に立たないのが玉にキズ。

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さて、眺めているばかりでは楽しくない。そろそろ走り出して、インプレッションしないといけない・・・のですが、あいにくの雨催い。LOROから自宅までわずか9㎞で感じたのは、この自転車はBD-1からモディファイしたとはいえ、フィーリングはがらりと変わって、まったく別の自転車に乗っているよう。
どう変わったかというと・・・、
"小学6年生のヤンチャな「俊足」くんが中学校の陸上部に入って、鍛えられることにより、快速スプリンタになった"・・・みたいなwww。グレイドの高いパーツを奢って、少し車格も上がってみたいな感触。

ザクとは違うのだよ!! ザクとはッ!!と叫んでしまいそうになる(笑)。

まず、ハンドルがDixnacross バンディーハンドル」に変わって、手首の向きまで変わって、そこから受ける印象が大きく異なる。ブラケットに手を添えても、下ハンドルを握っても、遠過ぎず近過ぎずいい塩梅のポジション。20インチ化に因って、BBハイトも約1インチ分高くなっている。サドル高を含めて、ハンドル位置なども微調整が必要になるかもしれない。
最新の「SHIMANO 105」コンビネーション・レバーはコンパクトで扱いやすく、操作感も軽く、シフトもカチッカチッと的確に決まるのが気持ちいい。無意味にシフトチェンジしたくなる。フロントWのスプロケットはさすがにインナーを使うに至らないが、街中のクルマの流れに乗るために、クロスレシオなリア11速は頻繁にシフトすることになる。それが全然苦にならない。強いて言えば楽しい。
ドライブトレインから受ける印象も以前の状態とはかなり変わって、まずその回転が滑らかになった。全部が新品であるからスムースでしかるべきだと思うが、それにしても軽やか。これが「FSA Team issue」の効果なのか、ディレイラやハブ、20インチ・ホイールの効能なのかが分からないが、円滑にして伸びやかで、これなら何処までも走れそうな錯覚を憶える。反面、ホイールベースこそ変わらないが、全長が約2インチ長くなって、取り回しの軽快感が少しだけ薄れたような気もする。
まだタイアもひと皮むけていない。チェインと前後スプロケットも馴染んでいない。なんなら、ヘッドセット、ボトムブラケット、前後ハブのベアリングも"アタリ"がついていないかもしれない。9㎞はシェイクダウンには短過ぎる。今回のパーソナライズに用いたパーツの真価が読み取れるのももう少し先になるかも知れません。

パーソナライズ、カスタマイズも拘り出せばキリがない。今回の「リフレッシュ大作戦」で残ったノーマル・パーツはフレームとシート・クランプ、フロントピポット。ピポットはColor+製を予約済み。クランプはボトルケージと接触する可能性が高いので検討中。ディレイラ・プーリーも変えてしまうかも。そうそう、チェイン・テンショナを考えないといけないのだな。あと考えられるのはペダルのビンディング化? ボルトや細部の軽量化? ん〜、やっぱりキリが無さそうなので、どこかで折り合いをつけないと・・・。

シェイクダウンを兼ねた本格インプレッションは次回に譲って、いきなりのヒルクライムにチャレンジ!? 乞うご期待(笑)。


タグ:自転車 BD-1
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福さん

JoJoスペシャルしかと見せていただきました〜
これで行動範囲も一気に広がりますね〜
山頂で会いましょう(笑)
by 福さん (2014-07-14 12:51) 

moto_tip_sp

いよいよ俺の庭飛び出して山ですね。とりあえずは箕面から勝尾寺ですか。それとも能勢妙見山。六甲山でもどうですか。楽しみですね。私は山は天保山以外はおともすることはできませんが(^^;;
by moto_tip_sp (2014-07-14 20:55) 

yosshu0715

ヘッドセットまでColorplusとは・・・!!(笑)
先日は気付きませんで、大変失礼いたしました!!(笑)

しかし、めちゃカッコいいですね!!(笑)
マーキュリーブルーと黒のパーツの質感がめちゃ精悍に見えます!!(笑)

しかし、実際の走りは相当変わったでしょうね!!(笑)
カフェレーサーではもったいない!!(笑)
是非、アワイチやしまなみへ持ち出して頂きたいものです!!(笑)

個人的にはカーボンクランクが気になります!!(笑)
またレポートしてください!!(笑)
by yosshu0715 (2014-07-14 22:32) 

JUN1026

福さん、コメントありがとうございます。
自転車のスペックはかなり向上したのですが、それを活かし切れるだけの脚があるかというと・・・??
山頂で気長にお待ち下さい(笑)。
by JUN1026 (2014-07-15 17:03) 

JUN1026

モトさん、コメントありがとうございます。
クライマー仕様ではなく、街中快速スプリンター仕様です(笑)。
天保山の頂上でお逢いしましょう(笑)。
by JUN1026 (2014-07-15 17:06) 

ケロ。

素敵changeじぁあありませぬか!!p(^-^)q
確かに"ヒルクライム仕様"になっていると相方も申しておりまする。

とうとうドロップハンドルにしてしまいましたのね。
憧れのドロップハンドル…が、しかし体格のわりに手などのパーツがチビっこいケロ。には
使いこなすのが難しそうなのです(-_-;)

by ケロ。 (2014-07-15 21:11) 

JUN1026

ヨッシュさん、コメントありがとうございます。
ホイールやクランクセットは高価過ぎて手が出ませんが、小物はcolorplusでコーディネイトしてみました(笑)。
下半身(?)をブラックで統一して、オトナのオトコを演出してみました(笑)。
まだ少ししか走れていませんが、最早BD-1とは呼べないほど変わったように感じます。いつでもシグナル・グランプリを受けて立つ街中快速スプリンターなカフェ・レーサー仕様ですが、アワイチやしまなみもチャンスがあればお誘い下さい。
フルカーボンではなく、カーボン・コンポジットなのですが、ノーマルと比べるとかなり軽くて、ボトムブラケット共々よく廻ってくれますよ。フルカーボンはもっと軽いので、その分お値段が重いです(笑)。是非お試し下さい。
by JUN1026 (2014-07-16 11:11) 

JUN1026

ケロ。さん、コメントありがとうございます。
「青い巨星」仕様には出来なかったのですが、「ピーク・スパイダー」仕様・・・ですかね。
「オレの庭」にある、天保山とか上町台地なら軽々走破出来るくらいのスペックにはなりましたwww。「庭」の外にある"山岳"は、多分行きませんが・・・。
今回使ったコンパクトなセミドロップはラクチンで、新しい105のSTIレバーもコンパクトで女・子供でも扱いやすいようですよ。
by JUN1026 (2014-07-16 11:17) 

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