ポタ走行ログ(2013年01月度)

年も改まって最初の月は、思いの外天気に恵まれて、出撃回数こそ９回を数えるが、その割りに距離はまったく伸びず。月合計で220km、平均すると25kmほど。一ヶ月掛けてグラン・ツールの１ステージ分そこそこ。昨年来、回数はそれなりに、月平均６〜７回となっているが、１回辺りの距離は20〜40km。なかなか長い距離が踏めない。
それもそのはず、あいも変わらぬ市内散策ばかりで、輪行はおろか市外へ飛び出したのはたったの一度。それも府外ではなく府内池田市止まり。
イベント・ハンティングに終始して、走りに徹しているわけではないからだろうと思われる。近場に楽しい催しが多くあるのが原因か？
それでも、そのおかげもあって、内容は派手やか？
リリちゃんのコンサートに出掛けたり、スローパンクチャアに悩んだり、昨秋以来の「クルーズポタ」に参加させて頂いたり、「オープン台地」のプログラムで「スタンプラリー」を巡ったりと、自転車イベントも盛り込んで、ヴァリエーション豊富だったから!?
というより、そのうち６回はカレーライスやスイーツ、お茶を頂いて、ポタ・レポよりグルメ・レポートとなったせい(笑)。

 

出掛けたものの、走っている時間よりカフェでまったりしている時間の方が長いくらい(笑)。本末転倒？ 脂肪燃焼と筋力向上を言い訳に始めた週末自転車生活が、脂肪を蓄えに出掛けることになるとは・・・。奥様に知られたらヤバいことになりかねない。
「毎週自転車で走っているわりには、全然お痩せにならないようですけど、外で美味しいものとか甘いモノを食べているんじゃあないのン♡」オンナの勘は鋭いッ!!!!
まァ、本心は、自宅に籠っているより、出掛ける口実が欲しくて始めた週末自転車生活。家から出てしまえばテッポウダマ、ドコでナニしようが構わない。走りたいと思えば風になるし、疲れりゃあ何処かの止まり木で羽根(birdyだけにね!!)を休めるまで。"もっと遠くへ"行きたくもあるが、思いつきでふらふら徘徊するのもポタリングの楽しみ。なにも無理することはない。気分が晴れればそれでいい。

気分が晴れやかになるせいか、最近、面白いことに、ペダルを踏んでいるとアタマの中にメロディが浮かぶ。文章が浮かんでくる。
以前はBGMとしてiPhoneなりiPodを鳴らして走っていたが(安全のために片耳型のbluetoothワイヤレスヘッドセットを使用)、それが要らなくなった。脳内にモティーフが閃いたと思うと、それがメロディになり、ひとつの楽曲にまで発展する。iPhone/iPadはそれを書き留めるために使う。既製の楽曲が鳴り響くこともあるが、ワタシなりの解釈、アレンジとなっている。トランスクリプションされた状態で聴こえてくるのが面白い。
走っているうちに言葉が閃く。それが文章となって、物語を紡ぐ。
それをiPhone/iPadに書き留めるために脚を止めるが、さすがに屋外は寒い。で、「オトコもすなるおひとり様カフェ」となるわけで。そういいながら、半分は寒さにめげて風に負けて、もう半分はお茶するための言い訳なのだが・・・。
脂肪燃焼は覚束ないが、脳の活性化、ボケ防止には役立っているのかも知れない。毎日自転車に乗ることが出来れば、「レコード大賞」、「グラミー賞」、「芥川賞」も狙える・・・わけはない!?

おそらく、"ドコへ行く"とより遠い目的地を探すポタではなく、何か新しい発見はないかと飽きずに「オレの庭」を探るうちに感受性が研ぎすまされて来たのではないか・・・と自己分析。"徘徊"は"誹諧"に通じる・・・のかも。
何か面白いことやってないかしらン？ 何処か楽しいところはないかしらン？ とアンテナ立てて、センサーをフル稼働させているおかげで感知力が向上したやも知れない。

「独りカレー愛好会」で「独りリンゴを使った焼き菓子愛好会」だった一ヶ月でもある(昨年12月から二ヶ月か？ 笑)。「オトコもすなるおひとり様カフェ愛好会」と呼んでもいい。デジカメで風景を撮るより、iPhoneで食べ物を接写している方が多かったのではないか？ 風景写真よりブツ撮りの方が得意だぞ(笑)。
「とろとろ角煮カリーライスとアールグレイ(喫茶室IAM)」、「アップルとシナモンのフレンチトーストとカフェオレ(aere cafe)」、「アップルシュトロイゼルクーヘンとBlue Star(dieci)」 、「焙煎大和茶(S'n緑an)」、「ニューヨークスタイルチーズケーキとアールグレイ」、「三重県版ぜんざい(御舟かもめ)」と「マイルドシュリンプカリーとスパイシーチキンカリーの愛がけカリーとシナモン・チャイ(HIKOBOSHI)」、「嬉野茶(S'n緑an)」、「野菜のカレーとジンジャー・チャイ(アララギ)」。
分けても、温かくて冷たい「アップルシュトロイゼルクーヘン」がクセになりそうな美味しさ。ところがこれが１月限定。もう一度リピートしておくべきだった。一緒に頂いた北欧スウェーデンのブランド「TE HANDEL」のフレーバー・ティーも美味かった。となると、２月のスイーツも楽しみなところ。
船上で頂いたおぜんざいは家庭的ながらも優しいお味だった。
カレーは店ごとに工夫があって、それこそ毎週食べ歩いても飽きることはない。
こうして振り返ると辛いものと甘いモノ、それに香り高いお茶が並んで、めっちゃ偏食のヒトみたい(笑)。偏ってるというなかれ、コダワリの選択というのだよ。。。腹七分目に抑えつつ、食欲を満たして、刺激があって、見てくれもインパクトが欲しいとなると、どうしても偏り勝ちになってくる。

さて、寒い寒いと言っているうちに、陽射しも春めいて、暦も「立春」、春へと改まる。其処此処から菜の花や梅の便りが届くようにもなってきた。梅と桃、それから桜、菖蒲や紫陽花に藤、大好きな薔薇へとつづく花暦。そろそろ、「花より団子」ならぬ「フルーツ菓子よりフラワー」にシフトしていかなければ・・・。

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