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doesnotmanufact dolce ottoとTyrell FSX/CSIについてのアレコレ [散歩・散走]

暦は巡って大雪閉塞成冬(たいせつ・そらさむくふゆとなる)。本格的に冬。今日の大阪は寒いのも寒いが、風が強くて歩くのさえ難儀。こんな日に自転車に乗るのも物好きな話しではあるが、それでも乗るのが自転車好き。
ことあるごとに窺うLORO CYCLE WORKS(LCW)では、今日、明日の両日、"ロードサイクルブランドのニューカマー"であるTyrellの試乗会が行われるという。Tyrellだけでなく他にも気になるモノもある。これは行かねばなるまい。

 

今日は午前中に小仕事がある。明日は午前中、自宅に来客の予定。どちらも中途半端な時間しか空けることが出来ないが、この頃の不安定な天候を考えると自転車に乗るのは今日にしておいた方がいい。そういう今日も、鉛色めいた空は晴れたり曇ったり、どこかのオネーチャンみたく気を持たせるような空模様。

BD-1に乗り換えて走り出したらさほどに寒さも気にならない。ただ、風が強くて、行く手を阻むかと思うと、横からタイヤを払おうと煽る。この程度の気温で、これしきの風で、へこたれていては冬を乗り越えることは出来ない。
途中Twitterを見てみると、motokatsuさんもLCWへ向われる由。時間調整を兼ねたランチタイムにしようと、カレーショップへ向う。

先日、最近ちょくちょくお邪魔する和カフェで、たまたま隣席を占められていたのが福島区「福ろうじ」にあるバーのオーナーさんで、噂によるとその店はバーにしてカレーライスとカレーパンが超絶品だという。残念なことにそこは夜だけの商い、ランチタイムは開いていない。
その席でそのままカレー談義となって、ドコのカレーが美味い、アソコのカレー屋さんは行ったことがあるかという話しになった。

元来、男はカレー好き、男の子はカレーライスとハンバーグとステーキが大好物・・・のはずなのだが・・・。うちの息子さん(14)は、肉類は鬼喰いするが、カレーは苦手という。毎日肉を喰わないと、部活で全速力が出せないというが、カレーライスが食べたくないという。
子供はダレでもカレーライスが大好き!! ・・・なのではないのか!?
奥様も辛いものが得意でない。一方ワタシは辛いカレーが好きで、ダイエット中にも拘らずついついおかわりしてしまうほど。
で、うちではわざわざ、パパ用の辛口と、ママと息子さん(14)用の甘口の2種を作るが、そんな面倒なことはそうそう出来ない。ワタシがカレーを食いたいと願っても、そうそう手間を掛けさせることも出来ず、
辛いものが食べたいのなら、お外で、お一人でドーゾ♡」ということになる。「太っても知らんど〜♡」。

というわけで、お口がカレー・モードになっている。カレー談義でベスト5に入った店まで走る。

が、・・・。

昼前だというのにすでに行列。しかも、気付いたらロックの類いを持ち忘れ、駐輪することが出来ない。

行列を嫌って、自転車の盗難を恐れて、ランチはパス。直接LCWへ赴く。

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店頭にはTyrellの試乗車がずらりと並ぶ。まず眼を惹くのが、フレーム・カラーも鮮やかな、来春発売予定のニューフォールディングモデルTyrell FSX」。
さっそく試乗させて頂く。少し走って気付くのは、アルミ・フレームとフルカーボン製フォークの剛性感の高さ。「堅ッッッ!!!!」って感じ。ダイレクト感があってペダルを踏んだ分グングン走れるのが心地いいが、路面のギャップもダイレクトに伝わってくる。ロードバイクと比すれば、こんなもんなんでしょうが、前後にサスペンションを装備するBD-1から乗り換えると違いは歴然。
フォールディング・バイクと言いながら、20inchのロードバイクと呼んでもいいような逸品。イメージとして健康的な若々しさ、いつだってどこだって身軽に駆け出す若いアスリートという感じ? ただ、ゆるポタには似合わない!? ドロップハンドル仕様を選んでビュンビュンかッ飛ぶのが正解。基本ビュンビュン、稀に輪行?

よりロードバイク感が強いのが「Tyrell CSI」。少し間を置いてから乗ってみた。コチラは折り畳めないが、アルミ#7046製ダブルバデッド軽量フレームにカーボン製チェーンステー、シートステーを装備。カーボン製のフォークと相まって、実にしなやか。折り畳まなくてもいい分、「FSX」より各部に余裕を感じさせる。カタログでは、"優れた直進安定性、操作性を持つ高速ミニベロ"と謳っているが、どこまでも走れそうなツアラーといった印象。コレもドロップハンドル仕様を選びたい。爽快感、走快感?

ミニベロらしさというか、面白さでは「FSX」、でも走って楽しいのは「CSI」でしょうか。ここからは妄想ではあるが、CSIに電動アルテグラDi2をインストール、カーボン・ホイールを奢って"オトナ仕様"にしてみたい。

先日の「裏サイクルモード」で乗らせて頂いた「KHS P-20RTI」や「KHS P-20R」と比べてみても面白い。「KHS」が瞬発力だとしたら、「Tyrell」は高速巡行仕様? 大阪市内だけなら「KHS」、ちょっと足を伸ばすなら「Tyrell」かなァ!? 見たら見たものを欲しくなってしまうのが困ったところ。
ゆるポタ仕様のフォールディング・バイクよりビュンビュン系の方が気持ちいいのは気持ちいい。しかし、それならいっそフルサイズのロードバイクでいいんじゃないとなってしまう。嗚呼、悩ましい。

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試乗ではなくフォールディング/スプレッドのお試しをさせて頂いたのは「Carryme」。ブランニューとなって、かなり売れているらしい、超コンパクト・ミニベロ。折り畳んでしまえばドコへでも持ち込めそうで、街散走には重宝しそう。でもその分"fun to ride"な自転車じゃあない。あくまで便利な超短距離移動車。

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さて、「Tyrell」試乗も目当てではあったが、もうひとつのお目当ては「doesnotmanufact(通称doesn't)」の新作バッグ。サコッシュ型の「ドルチェ・オット」と三角形したフレームバッグの「ドルチェ・チンクエ」。LCWのブログではカタカナ表記されているが、察するに、「オット」は「otto」でイタリア語で数字の「」、「チンクエ」は「cinque」で同じく伊語で数字の「」・・・だと思われる。容量を表しているのかしらン? 違うような気がする。開発番号かナニかかもしれない。甘い8!? 優しい5!?
気になるのは「オット」。表面は"防水布ワックスコットン"で、内側は"防水布EVAターポリン"、多少の雨でも耐えてくれそうな仕様。サイズはH260/290×D50×W290/350(㎜)。まっくろくろすけの"ブラック"とスコティッシュ風味の"ブラックウォッチ"。"ブラック"と"ブラックウォッチ"では、生地に微妙な違いがあって、若干"ブラック"の方がしっかり出来ているらしい。
BROMPTONユーザなら"ブラックウォッチ・タータンチェック"を選ぶのだろうが、ドイツ・ブランドの
BD-1と合わせるなら"ブラック"でしょう。
先週も確認に窺ったのだが、これにiPadが入るかどうか、高さ×幅を見る限り入るには入るが、他の携帯品もいっしょに入れられるかどうか、厚みがちょっと気掛かり。iPad単体ならいいが、ワタシは充電用ケーブルや周辺機器もいっしょにポーチに積めて持ち歩く。それに加えて、iPhoneや札束がたんまり詰まったお財布、システム手帳まで持ち歩く。さらに、替えチューブや自転車用の携帯ツールも加えないといけない。それらが全部入ればいいのだが・・・。
平たいiPadを入れたら、背中に沿ってくれるかしらン? 走行時にずり落ちてこないかしらン?
疑問点は解明しないといけない。今日はiPad 2を持参して、お試しさせて頂く。全然余裕で入る。他の携帯品も詰められそう。
というわけで、「doesnotmanufact dolce otto black」をお買い上げ。

motokatsuさんを待っていようと思っていたが、緊急召集のメール着信。申し訳ないと思いつつ、LCWをあとにする。
iPadと周辺機器を収めたポーチを「オット」に入れて、ストラップを適当に調整して、襷掛けして走り出す。
ストラップが短過ぎたら苦しくなりそう。かといって長過ぎると背中からずり落ちてくると思われる。そのへんの微調整は少し使ってみてから、と思ったが、少し余裕を持たせた長さに調整しても落ちて来ることはない。BD-1での乗車姿勢でも無理が掛からず、ずれることも無さ気。ただ、iPadの平べったい感触が背中に伝わる。これがイヤなら手ぬぐいかタオルでも入れとけばいいかと思う。iPad程度の重さなら、ストラップが肩に食い込むことも無い。このストラップにはバックルがついているので着け外しもラクチン。
ただ、他のメッセンジャーバッグなどとも同様に右利き仕様。左利きのワタシとしては逆の肩から襷掛けしたいが、それはバックルと相性が悪い。まァ、マイノリティだから仕方ない。

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野暮用を済ませて自宅まで走ったが、襷掛けした「オット」はずり落ちることも喰い込むことも無く、問題なく使えた。雨降りに自転車で出掛けることはないが、ふいの雨にも耐えてくれると思われる。もう少し大きい方がいいかと思ったが、ちょっと街乗りならこれくらいがベストかもしれない。中身の方をミニマムサイズにするか、必要最低限にすればいい。最少限の最小限。となるとiPad miniか?

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おまけで、消臭機能があるというスタッフバッグまで頂いた。

本日の結果
走行距離:17.89km
走行時間:01:15:36


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moto_tip_sp

昨日はまたすれ違いでしたね。
私も風で途中めげそうになりました。jojoさんは昼からと思っていたのが、ツイッターで鍵を忘れもうついたと見て先を急いだのですが、急用ができたとかで帰られた後でした。
私は2台しか試乗しなかったのになぜか2時間ぐらいおりました。
常連さんたちと話をしていると時間がたつのが早く感じられます。

jojoさんの場合はタイレルではなく、キャリーミーとブロンプトンでは(^^;;fsxの値段で両方買えますよ(^^;;

ダズン買ってしまいましたか。実際は見た目よりも物が入りそうですね。うーん悩んでしまう。
by moto_tip_sp (2012-12-09 08:10) 

JUN1026

モトさん、コメントありがとうございます。

すいません。13時近くまでお待ちしていたのですが、急用が入ってしまい、それ以上LCWに留まっていることが出来ませんでした。

午後からは常連さんが大勢来られたのでしょうか?
私がいた時間帯はダレも試乗しておらず、独占状態で「FSX 」を乗り回せました。

先日の「裏サイクルモード」で乗ったKHSも面白いし、今回のTyrellも楽しいし、Carry MeかBROMPTONか、悩ましさは増大する一方(笑)。

ダズン、初見時より使ってみたら好印象で、思った以上に詰め込めます。使い勝手はいいですよ。
by JUN1026 (2012-12-09 10:19) 

yosshu0715

僕も遅れて月曜日にタイレルFSX試乗してきましたよ!!(笑)
確かに堅かったです!!(笑)

もともとタイレルの乗り味は腰痛持ちの僕には堅すぎて今までは敬遠していたのですが、なれてくるとそれがまた個性で良いですよね!!(笑)
特にFSXはその堅さが軽さに感じられて凄くよかった・・・!!(笑)
BD-1の乗り味には無いカチッとした感じがあります!!(笑)

僕ももう一台欲しいんですが、家のスペースの問題でなかなか難しい・・・!!
今回は思い切ってその分の予算を今ある自転車につぎ込んで性能アップをはかってますが、結局また欲しくなるんでしょうねー!!(笑)

ああ、悩ましい・・・(笑)
by yosshu0715 (2012-12-12 09:45) 

JUN1026

いいですねェ、FSX。確かに乗り味は堅いのだけれど、若々しいアスリートの健全さを秘めていて好印象。ただ、その若々しさがおっさんにはちょっと気恥ずかしい。CSIの方がまだ似合うかな・・・といったところ。
何れにしても、物欲をこちょこちょしてくれるモノが多くて、困ってしまいます(笑)。
by JUN1026 (2012-12-12 23:18) 

ソーハム

いろいろと詳しく投稿して頂いてありがとうございます^^

by ソーハム (2012-12-23 19:56) 

JUN1026

ソーハムさん、コメントありがとうございます。
「オット」は使い勝手も良くて、女子受けも良くて、日々愛用させて頂いております。
by JUN1026 (2012-12-24 12:00) 

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