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甘い想い出 [日記・雑感]

昔は町内ごとに駄菓子屋さんがあって、遊び飽きた帰り道に買い食いしたり当て物したり、昭和の子供達の溜まり場だった。今のように自動販売機も多くなく、コンビニエンスストアなんて皆無。当時の「まちのほっとステーション」は駄菓子屋さんだった。
暑くなると、その店頭にはサーバーが置かれ、そこにはよく冷えた「冷し飴」が蓄えられていた。サービスでコップに擦り切りいっぱい、てんこ盛り注いでもらってゴクゴク飲んだのがノスタルジックな甘い想い出。
こんなことをいうと"お里"が知れそうだし、歳がばれてしまいそう(永遠の28歳だってば!!)だが、暑くなると「冷し飴」が恋しくなる。
ママ様は「飲んだこと無い♡」とジェネレーションギャップを見せつけるが、どうやら「冷し飴」は京都を中心とする関西のローカル飲料だったらしい。
駄菓子屋さんもどんどん無くなって、コンビニに変わってしまい、息子さん(13)なんかは「『ハロハロ パチパチストロングコーラ』がいい」とか言う。飲み物じゃないし・・・。(#`Д´)ノゴルァァァァァ!!

「冷し飴」は、麦芽水飴(または米飴)を湯で溶き、生姜の搾り汁や卸し生姜を加えた清涼飲料水。今なら瓶入り、缶入りの市販品も売られているが、少年時代に駄菓子屋さんの店頭でゴクゴク飲んだものとは微妙に違う・・・ような気がする。炎天下の街頭で汗だくの時に飲まないといけないのかしらン? ちょっと物足りなくてビンボくさい!!
WEBで検索してみると、一口に「冷し飴」と言っても幾つかのレシピが存在する。中には紅茶を使うものも含まれている。

で、お茶飲みなワタシ。お茶ベースの「冷し飴」を模索してみる。

さっぱりとしたミントやジャスミンでもいいが、水飴とショウガを使うとなると、お茶は"ニルギル"でしょうか。オレンジピールやシナモンで更に風味を加えてもいい。生姜の搾り汁などといわずに、卸し生姜をたっぷり入れましょう。

2012080401.JPG


ン、普段飲んでいる「ハニージンジャーティー」とあまり変わらんなァ。蜂蜜より水飴の方が少し素朴な味わいか。( ̄Д ̄;;

得意のソーダ割りにも合いそうだけど、それだと「ティー&ジンジャーエール」。何れにしても、お茶の濃度、飴や蜜の分量などなど塩梅はまだまだ試行錯誤しないといけないような。

少年期の想い出と昭和は遠くなって、「冷し飴」も懐かしい味となってしまった。ポタ上がりの暑い午後に、ランニングシャツ&半ズボン、運動靴で走り廻っていた頃を思い出しながら、「黒薔薇堂風味の冷し飴」。変わらないのは戸外のウルサい蝉の声だけ・・・!? 嗚呼。 


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