波之吉也思 吾家乃毛桃 本繁 花耳開而 不成在目八方 [散歩・散走]
はしきやし わぎへの毛桃 もとしげみ 花のみ咲きてならざらめやも
「オレの庭」にもやっと春が巡り、ウメが咲き、モモが笑って、そろそろサクラが待たれるころ。
これらは何れもバラ目バラ科に属する植物で、サクラ亜科(モモ亜科)に連なる近親種。見た目も似ていれば、咲く時期もほぼほぼ同じ。
大阪城公園の梅林は見頃を過ぎて、変わって眼を惹く桃園のモモたち。広い園内の移動は蒸気機関車に輪行で?!
ここは艶やかな多重弁ばかりではあるが、約12種200本、白や薄紅、品種によって少しずつ色や様子も異なって、桃源郷にはほど遠くても甘やかな香りがココロを和ませてくれる。
桃の花は春の季語。春の到来を告げて、女の子なら「桃の節句」ですが・・・。
花ももちろんいいけれど、心待ちにするのは秋の季語となる「桃の実」。
「波之吉也思 吾家乃毛桃 本繁 花耳開而 不成在目八方(はしきやし わぎへの毛桃 もとしげみ 花のみ咲きてならざらめやも)」・・・、お花もいいけど、その実が食べたい・・・と万葉集 巻七 集歌1358にも詠われていましたっけ。ン、ちょっと違う?
そのまま生食でもいいけれど、缶詰なら年中喰べられて、なんならコンフィチュールにしてパンにディップ、お茶に入れて・・・。
モモにウメ、サクランボ、アーモンドが近しい種類なら、ナシやリンゴは少し遠いバラ科の仲間。バラは美味しい、のだよ。
本日の結果
Mx.:30.60km/h、Av.:16.50km/h、Dst.:22.27km、Tm.:01:20:32
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