総集編2014 [自転車のこと]
非常に短く感じた一年で、あっという間の年の暮れ。遊び足りないこと甚だしいのだけれど、それを言い出すとキリがない。
今年のポタリングは、合計で62回、総走行距離が1,552㎞。距離にして、目標の半分ほど。走り足りないのは走り足りないが、春から日祝だけがお休みのgrave-yard shiftになって、夏前後から座骨神経痛を伴う腰痛に苦しんだのだから、そう思えばガンバって走った方かしらン。
大阪から遠く離れることが出来ないから、62回のうちほとんどが「オレの庭」、大阪市内散策に留まったのも寂しいところ。例えば、輪行で京都を目指すとなれば混雑する前の始発電車で赴きたい・・・となったら、夜勤明けでは無理。連休がないと県外まで出掛けることが出来ないのだから致し方ない。
で、その62回が近隣ばかりで詰まらないかというとそうでもない。走り慣れた大阪市内も普段通らない路を選んでみたら、意外なものを発見できたり、新しいカフェを見つけたり、日々変わり続ける「オレの庭」もまんざら退屈な場所でもない。距離的に物足りない分は、"おひとり様カフェ・ランチ"やお茶で埋めて、ポタ・レポはカフェ・レポ、食レポになる。
カレーも色々頂きました。それ以外もなにかと食しました。スイーツも多少食べました。小洒落たカフェを探して、変わったメニューを求めて、市内を徘徊するのが楽しみといえば楽しみ。期待通りに美味かったもの、それほどでもなかったものもあるけれど、大体が想像通りに美味しく頂けたのが喜ばしいところ。天使すぎるカフェ店員や美し過ぎるカフェ店員に出会えただけでも至福?!
出会いといえば、今年もいいご縁に恵まれたのか、ココロときめくような出会いもありました。自転車を通じて知り合ったヒトたちもそうなのだけど、キュートな女の子たちもいいのだけれど、ココロを動かしたのはヒトばかりではなく、モノやオンガクもそう。
西宮市大谷記念美術館で開催された『杉浦康益展 陶の博物誌-自然をつくる』で拝見した陶で作られた花たち。実物よりうんと大きいのだけれど、その迫力より、陶で作られたと思えないほどの精巧さ、彩色も施されておらず、冷たく硬い陶製の花たちは、実際の生花のように生き生きとしてワタシのココロを震わせてくれました(→記事参照)。
同じ陶製でもうんとキュートでカワイイのが粟田尚子さんの作品、大熊猫シリーズの器たち。Gallery Cafe S'n緑anで拝見して、その展示会に足を運んで、作家さんともお話しさせて頂いて(→記事参照)。機会があるごとに買い集めようかと思います。
そうそう、ウルトラの兄弟たちとの再会もココロときめきましたねェ(笑・→記事参照)。
オンガクでは、「大阪クラシック」も盛り上がったのですが、月に一度のお楽しみ「ワンコイン市民コンサートシリーズ」で拝見・拝聴した『ビリティスの歌』にはココロ打たれました(→記事参照)。なにも、フルオーケストラでなくても、大掛かりな装置を使ったオペラでなくても、朗読と小編成のアンサンブルだけでも十分な感動を得ることが出来る。朗々と謡われた和泉式部にも昂りました。
暇が出来れば、『ビリティスの歌(Chansons de Bilitis)』や『ジュリエット(l'Histoire de Juliette ou les Prospérités du vice)』、『ジュスティーヌ(Justine ou les Malheurs de la Vertu)』を原文でしっかり読みたいのだけれど、大体途中で挫折してしまうのだな。
もちろん、自転車イベントで多くの愛好家と出会えたことも光栄で、春と秋の「御堂筋サイクルピクニック(→記事参照1,2)」や今年は３度も船上のヒトとなった「LORO×御舟かもめ=クルーズポタ(→記事参照1,2,3)」、「第１回 SPORTS BIKE DEMO in 大阪(→記事参照)」というのも行われました。
で、今年最大のトピック!! ・・・といえば、ワタシのBD-1が「BD-1R JoJo SPECIAL」に進化したこと。永年使用で劣化したパーツ交換のつもりが、気付いたらフレームだけを残してまるっとリフレッシュ!!!! スペシャライズでパーソナライズなカスタマイズを施して、まったく別のバイクに生まれ変わってしまいました(→記事参照1,2,3,4)。
タイア、ホイールが大径化して、クランクセット(ボトムブラケット)がうんと軽量化なって、コクピット周りが複雑になって、重心位置が高くなって、若干バランスが不安定になったものの、SHIMANOの精度かLORO CYCLE WORKSの技術か、ドライブトレインの動作に無理も不安もなく、快適快速にビュンビュン走れる仕様になりました。
強いていえば、22速がフルに22速ではないのがちょっと物足りないところ。前ギア２枚×後ろギア11枚の組み合わせによって、ローラーチェインが斜交してしまって、スムーズに回転しない場合がある。アウター・ギアには３〜11速、インナー・ギアで１〜４速が、滑らかに回せる範囲。それ以外は、入らないわけではないけれど、無理に使うとチェインやギアを痛めかねない。それでも十分快速で、普段はアウター×３〜８速を多用。混雑時や登坂時にインナー×１〜３速を追加。９〜11速は・・・!?
あッ、因みに「BD-1R」の『R』は"Racing"ではなく、"Renewal"の『R』やからな、念のため。まァ、 "Refresh"でも"Redecoration"でも"Remodelling"でも" Refurbishment"でもええねんけど。"reform"、"Renovation"は・・・ちょっと違うな。
これで進化途中の「Version X」。最終形態の「Version Z」は・・・??
自身のBD-1Rも無論のこと、気になるのがBD-1の今後。12月31日を以ってミズタニ自転車との販売契約を終えたBD-1及びPacific社製全商品。2015年モデルはどうなるのか?! まだ今のところ詳報が届いておらず、噂の範囲では・・・。
製造元のPacific Cycles社が直接販売を行う。Pacific Japan設立？
商標登録の関係で開発名のBD-1を名乗っていた日本仕様は、今後「birdy neo」と呼称される？
より高スペック化されて、カーボン製フレームで軽量化!? ただし、価格は¥300,000だとか？
ン、信用出来るのは販売元の件だけでしょうか。Pacific Cycles社やr&m社のサイトにもなんらアナウンスはない。
どうなるんでしょうねェ。
さて、来年、2015年はどうでしょうね。もっと遠くへ、もっと速く、走っていけるのかしらン?!
距離を伸ばして、ロングライドやヒルクライム、今まで届かなかったところまで足を延ばして行ければいいのだけれど。
たとえ遠くへ行けなくても、いい出会いがあるとココロ躍るのだけど、どうでしょう。いいモノに触れて、いいオンガクを聴いて、美味いものを喰って、面白いヒトたちと出会えればいいのだけれど。そうそう、『JoJo会』こと散走会やオフ会も時折りは招集しないといけませんね。
慌ただしく過ぎた一年。今年も取り止めのない記事ばかりになりましたが、ご愛顧頂き、まことにありがとうございました。来年も変わらずご閲覧頂けますよう、宜しくお願い申し上げます。
それでは皆さま、良いお年を。今年はこれで、御免候らへ。
今年もいろいろとお世話になりました。
このブログは遠い異国の地からですか、それとも予約投稿かな。
私は今年あと40kmほどで2000kmだったのですが、寒さと二日酔いなどで今月は思うようには走れませんでした。
今年はイベントでご一緒する機会が昨年より少し少なかったかと思いますが、また来年も懲りずにご一緒してくださいね。
私もダホンがパワーアップしましたが、あまりその良さが出し切れていません。まあ来年はブロンプトンと使い分けていきたいと思います。
では来年もよろしくお願いします。
by moto_tip_sp (2014-12-31 20:27)
モトさん、コメントありがとうございます。
こちらこそ、ご一緒させて頂き、お世話になりました。
今年もそんなチャンスが多くあると嬉しいのですが、ポタ会でも企画させて頂きましょうか？
とにかく、休日がいい天気の自転車日和になってもらわないといけないですね。
by JUN1026 (2015-01-03 21:07)
いやあBD-1R JoJo SPECIAL、凄かったですねえ!!（笑）
ご一緒に走る機会がなかなかなかったのが残念です!!（笑）
2015年はまた一杯ご一緒させていただきたいのでよろしくお願い足します!!（笑）
by yosshu0715 (2015-01-04 13:38)
ヨッシュさん、コメントありがとうございます。
気合を入れてリニューアルした甲斐のあるBD-1R JoJo SPECIALは、究極的とまではいかないですが、おかげさまで絶好調。いい自転車に仕上がりました。
最近お忙しいようで、なかなかご一緒する機会に恵まれませんね。今年は少しでもチャンスが増えるといいですね。
by JUN1026 (2015-01-05 00:14)