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solfège [林檎のこと]

若い頃は「初見」も「聴音」も得意(!)・・・というほどではないにしろ、苦手ではなかった。読譜はもちろん、記譜や写譜もそれほど苦にはならなかった。
ところがねェ・・・(と深いため息)。

 

いいたくないけど、年齢を重ねるにつれて、眼が衰えて耳が弱くなって・・・。
眼が霞んで、五線譜が八線譜くらいに見えたりする。「♯(シャープ)」なのか「♮(ナチュラル)」なのか判りゃあしない。A4の譜面をB4か、出来ればA3くらいまで拡大コピーしてようやく見える!?
"老眼"とかいうなよッ!! 日々の激務で"疲れ目"が長ァく続いているだけ・・・に違いない。
いずれにせよ、読譜力はがくっと落ちてしまったことには違いない。「初見」のはずが楽譜を矯めつ眇めつ1音ずつアタマにインプット、これじゃあ「暗譜」やがな!?

一方「聴音」も"突発性難聴"を患って以来、甚だ心許ない。右耳が壊れたのに加えて、こちらも加齢のせいもあって、一部の中低音域が聴き取り辛くなってきた。ええッ、もちろん"モスキート音"なんてまったく聴こえまへんがな。"音感"までもが怪しくなってきているような・・・。

眼や耳は諦めよう。視力、聴力の衰えは甘んじて受け入れよう。でも、"音感"だけは維持したい。

というわけで、取り出だしたるはiPhone/iPad(長い前振りやった)。
いわゆる「音ゲー」と呼ばれる、「音楽ゲーム」ジャンルもなかなかに熱い。『太鼓の達人』に代表されるようなリズムに特化したゲームも多くあって、それはそれで面白いのだけど、今日は"音感"に寄ったゲームを2題。

まずは『絶対音感早押しゲーム』。えらいご大層なネーミングではあるが、アプリが奏でるメロディを小ちゃなキーボードで再現する、聴音ゲーム。"絶対音感"とあるけれど、"相対音感"しかなくても遊べます。"早押し"とあるように、ノンビリはしていられないのがこのゲームの醍醐味。"Easy"、"Normal"、"Hard"の3レベルに加えて、"Piano(演奏)"が選べて、そのモードでは1オクターブだけの小さな鍵盤で音を確認、演奏することが出来る。"Easy"はともかく、"Hard"は手強いが、"世界ランキング"なんて出されたら燃えてしまう!?
ワタシは耳が悪いせいか、静かな室内か、出来ればヘッドフォンがあった方がスコアは上がるような。要集中力、ですな。

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続いてお薦めするのは『音感検定 - 音の神経衰弱』。こちらも"検定"って、ご大層なことよ。が、内容はう〜んと気楽なゲーム。通常は絵柄を合わせるところを音で揃える神経衰弱。生音源から取ったピアノ、ギター、ドラム、奄美ぬ三線(さんしる)、アフリカンパーカッション(15楽器)などなど、豊富な音色が楽しい。これもタイムトライアル方式でランキングも表示される。燃えないわけにはいかない。15種類のコンテンツ、計100ステージ。クリアがムズいステージは"PRACTICE MODE(練習モード)"で特訓(?)することも出来る。

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白熱のシューティング・ゲームや怒濤のレース・ゲームも面白い。「一狩りいこうぜ!」とモンスターと闘うのももいいけれど、"芸術の秋"、"音楽の秋"、音感トレーニングもよろしい・・・かと。
鍛えることで、音感は上がっても、聴力は向上するのかどうかは判らない。「そんなに無駄に耳を酷使しているから余計に治らないんじゃあないの。遊んでないで耳を休ませなさい」と奥様は仰る。ママリンのいうことはいつも正論・・・なのでしょうなァ。嗚呼。

ん、ワタシのスコアとランキング? それはヒミツです(笑)。


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