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Mods coat [日記・雑感]

先日の「Tweed(→記事参照)」に引き続き、英国風ファッションのお話し。

 

映画「さらば青春の光」に影響されて、1960年代のモッズファッションに惹かれて、手に入れた「モッズ・コート」。元は「M51」という型式の米軍用パーカだという、フード付きのコート。オリーブグリーン色の薄手の平織りコットンナイロン地で作られ、両肩に軍用らしくエポレットが付く。ファスナとスナップ・ボタンで閉じる。裾の後ろが燕尾状に先割れしており、裾に縫い込まれたドローコードにて下腿に巻きつけられるようになっているのが大きな特徴。
スクータではなくオートバイに乗ってもいたし、どちらかというと、モッズファッションより、ロッカーズのそれが好みだったが、ライダース・ジャケットラバーソールで通勤するわけにもいくまい。週末、金曜日は細身の4つ釦シングルブレスレッド・スーツにモッズ・コートを羽織って、"似非モッズ"となって出勤していた。アフターファイブはインナーのシャツを替えて、そのまま夜遊びに繰り出してしまう。

写真 1.JPG

 
この「モッズ・コート」は、心斎橋アメリカ村で探し廻った逸品。限りなくオリジナルに近いと思うが、本物の軍用パーカではなく、それに似せて作られたレプリカ。壁に数回叩き付け、洗濯機でガンガンハード・ウォッシュしてダメージを加えて、身体に馴染ませた。あえてくたくたにくたびれさせて、COMME des GARÇONSのスーツとのギャップで遊んでいた。

青島俊作.jpg


が、それから暫くしたら「モッズ・コート」は湾岸署青島俊作警部補のモノとなってしまった。彼が着ていたのは「M55」らしいが、ぱっと見には「M51」と「M55」の区別はつかない。
以来、オリーブグリーンのフード付きの軍用パーカは着れなくなってしまい、未だにタンスの肥やしとなっている。なぜか処分し難い。

写真 2.JPG


60とか70歳になったら、ヴィンテージ・ヴェスパで徘徊するクソ爺ィになれればいいかと思う。せめて、ブリティッシュ・ライトウェイトなロードスターを転がすクソジジイになってやりたいと思う。時にツィードのジャケットで、時々はモッズ風の軍用パーカで・・・。その頃でも「踊る大捜査線」のイメージになってしまうんでしょうかねェ。とりあえず、大事に取っておこう。


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moto_tip_sp

服を着こなすというのは結局中身の問題ですね(⌒-⌒; )。体型や心構えなどの要素が服を引き立てると思います。ユニクロで揃えてもそうみせない着こなしの人がいるかと思えば、高い服をきていても見た目もう一つの人もいますからね。
私も踊るの時にコートを買おうかと思いましたが、織田裕二が着るからサマになるのであって、同じものを着てもブサイクなだけ(^^;;と妻に言われました(−_−;)ツイードジャケットも欲しくなりましたが同じ理由で痩せてからにすればと一蹴されました(^^;;
でもこの年になってくると外見が重要になってくるので、少しでもかっこいい中高年目指したいと思いますね。
by moto_tip_sp (2012-11-13 07:46) 

JUN1026

モトさん、コメントありがとうございます。
ボロは着ててもココロはニシキ。体型や心構えが衣装を引き立てることはあります。
また逆に、いい衣装を身にまとうことで身体も気持ちも引き締まることがあります。
何れにしてもカッコいい中高年であるために、気合いを入れて体型や心構えをシュッとしないといけませんね。
by JUN1026 (2012-11-13 13:02) 

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