刹那と永劫 ~ momentary or eternally：黒薔薇堂随想LOG：SSブログ

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刹那と永劫 ~ momentary or eternally　[林檎のこと] [編集]

"Where were you last night?"
"That's so long ago, I don't remember"
"Will I see you tonight?"
"I never make plans that far ahead"

カサブランカ・ダンディならぬ身の今どきのオトナな社会人はそんな刹那主義的な台詞は吐けません。いや、吐いてはいけません。こういう気障でかっこいい台詞は銀幕の中のボギーにまかせておきましょう。

オトナになってからはシステム手帳、それから電子手帳になって、SHARP ZAURUSやSONY CLIE、PalmなどなどPDAを使うようになったのも、住所録管理とともにスケジュール管理に慎重を要し重要だったから。
で、今はiPhone/iPadでってことになるが、標準装備の「Calendar」アプリ、シンプルで見やすくはあるがちょっと物足りない。

カレンダー、スケジュールなんて"イツ、ドコでナニをするか"が分かればいい。Macに標準されている「iCal」ゆずりの簡潔さはいかにもApple的というか故S.ジョブズさん的。いいんだけど痒いところに手が届かないこともある。

で、痒いところを掻くための"マゴノテ"として別途スケジューラをインストールしています。

iPad 2には「i手帳HD」。

iPadの広い画面を利したシステム手帳風のインタフェイスをもつスケジューラ。「Calendar」や「Googleカレンダ」とも連携し、スケジュールやタスクの管理が容易に出来る。
テキストだけでは愛想がないなら、地図や写真、手書きイラストや図形描画、音声まで貼付けることが出来るので紙面に彩りを加えることが出来る。「Contact」アプリに登録されている住所をインポートすることも可能なので、訪問先などの住所や電話番号を簡単に引用することが出来る。
表示させている紙面をPDF化してメール送信したり、ハードコピーを「写真」として保存しておくことも出来る。
ワタシの場合、家族でのイベント、仕事の予定、個人での用事、仲間うちで共有するイベントと分けて管理しているので色目も変わって見た目はかなり派手やかになって楽しくはある。
残念なのはこのアプリ、ユニバーサル仕様ではなく、iPhone/iPod Touch用とiPad用が別仕立て。iPadとiPhone、両方で使おうと思うと1,550円もかかってしまう。

で、iPhone4Sには「SnapCal」。

今どき的にSNSと仲がいい。TwitterやFacebookとリンクして、イベントやスケジュールをつぶやいたり、公開したり・・・。Evernoteから日付や時間、場所などを抽出して取り込んだり、SnapCal上のスケジュールをEvernoteにポストしたり。もちろん、純正の「Calendar」とも「Googleカレンダ」とも連携する。
イベントやスケジュールを共有する、公開するの、フォロワーさんやフレンドさんを選ぶ必要がある？

PCやタブレット・コンピュータ、スマートフォンに携帯電話、Webやクラウドを通じて何処にいてもイベントやスケジュール、タスクを管理確認出来るようになって便利至極。なのですが・・・。

少し前までは「遊園地ちゅれてってェ。映画を観に連れて行け」と言ってたコドモはお友達との行動が増えて父離れ。
そうなるとママ様はお留守番だったり、そうかと思うと突然「今日はお天気がよくて暖かいからお買い物に出掛けましょ♡」とその場の思いつきパターンばかりで、家族でのイベントは書き込むほどのものは激減。
仕事の予定といったところで、定例の会議やミーティング以外はとりたててイベントの発生は少なくなった。
個人でのお出掛けは主に自転車でのポタリングとなって、天気や気温に左右されることが多いので朝起きた時の思いつき。ダイエットで禁酒したし、このご時世だからそうそう夜遊び、お食事会や呑み会も出来ないし、コンパなんてママ様が許さない。

なんか、最近スケジューラの使用頻度がかなり少なくなってしまった。とはいえやはり無いと困るのも確か。振り返るほどの過去はなくても未来の予定はしっかり把握しておかなきゃ。
出先で発生した予定をiPhoneの「SnapCal」で仮登録。必要であれば「Googleカレンダ」やTwitter、Facebookにポストし、帰宅後iPad上の「i手帳HD」またはMacBookで詳細な情報を追加して清書管理。と、そこまですればスケジューラがなくても覚えられる!?
今後は未来の予定より過去のライフログ管理に注力したい・・・かな。