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Golden Slumbers [日記・雑感]

それは、5月1日、月曜日の午後3時過ぎのこと。
不覚にも、意識を消失し、倒れてしまいました。
失神したからといって、ステージにイカすバンドが出て来たわけでもなく、暗闇からモンスターが飛びかかって来たわけでもありません。何しろ、仕事中の職場で卒倒してしまったのですから。


当日の朝から若干の体調不良は感じていた。
前日、4月30日の日曜日、大阪大学豊中キャンパスで催された「いちょう祭」にジャワ・ガムラン・アンサンブルの一員として出演させて頂いて、朝早くの準備から夕刻、日暮れどきまで続いた打ち上げのBBQ。帰宅したのは19時と、それほど遅くはならなかったけれど、それなりの疲労感もあって、何より調子に乗って少し食べ過ぎたようで、帰宅後の夕食は摂らず、多少の胃もたれもあって、翌朝、1日の朝食もごく軽いものにしていた。

午前中は普段通りに職務をこなしたが、昼食を摂ったあたりから不快感を覚え、15時の休憩にタバコを喫って自席に戻った頃には胸が苦しくなって、鳩尾辺りが痛み出し、わずかに吐き気もして、冷や汗めいたものがジワリと湧き出してきた。同僚が、お顔のお色がお悪いようだから少しお休みされたらと声を掛けてくれたので、ちょっとアブラを売りに行こうかと立ち上がって数歩歩んだところで意識が途絶えた。

どれほどの時間が経過したかは判らない。おそらく5分にも満たない。

バタリと倒れてしまったわけではなく、ストンと崩れ落ちてしまったようで、壁にもたれるようにしてフロアに座り込んでいた・・・らしい。
周りにいた人たちがすぐに気付いてくれて、抱き起こされて意識が戻る。急に動かすのも危険だからと、フロアの広いところに横たわらせてくれて、衣服を緩めて、団扇やら書類の束で風をおこしてくれる。何所かぶつけたり当てたりしていないかと、頭の先から順に点検してくれるが、外傷はない・・・らしい。多少身長が高いだけに、バタリと倒れてしまっていたら、メガネが飛んだり、顔や頭に傷をおうことも考えられるが、やはりヘナヘナと座り込んだ・・・らしい。それらしい痛みはない。

意識が戻って、気丈に立ち上がろうとするが、動いてはいけないと制止される。胸〜腹辺りに締め付けられるような痛みを感じるが原因ははっきりしない。顔面蒼白で額や脇辺りには冷たい汗をかいていると言われ、自分でもその冷たさは感じる・・・というか、かなり寒気もする。同僚が脈を取ってくれて、それはそれほど異常ではないとのこと。念のため、Apple Watchの「Heart Rate」を起動して心拍数の測定。それほど高くはないが、普段よりは僅かに高い。

誰かが気付いてくれなければ、ずっと意識をなくしたままだったのか? それとも、そのまま・・・。

程なくストレッチャーが運ばれて来て、緊急外来へと搬送される。すでに循環器内科の医師と3名の看護師が待機していて、有無を言わさず全裸に近い状態にされて、採血と血圧測定がなされ、心電図検査の準備が進められ、それと同時にドクターから問診を受ける。3月中頃に健康診断で、採血もレントゲンも心電図検査もされているので、それを見て欲しい。とりあえず意識が戻ったのだから、職場に還して欲しいと懇願するが、聞き入れられない。仕事は途中で投げ出したままだわ、デスクの上のPCはファイルを幾つも開いたままだわ、そのままにはしておけない。
血圧も正常で、貧血による目眩からの昏倒でもなく、心電図の波形から「心筋梗塞」の兆候が診られるとのことで、自分でもカラダを起してモニター心電図のディスプレイを見ようとするが、メガネも取り上げられていて何も見えないわ、動かないでくださいと叱られるわ・・・。
心下部の動きが弱いとのことだが・・・。
確認のためにと、心臓超音波(心エコー)検査が実施される。

父も60歳を目前に「心筋梗塞」で倒れた。まだその年齢には届いていないし、遺伝するものでもないが、その資質は受け継いでいる可能性があるらしい。
ワタシはというと、昨年の秋口ごろからか、左胸〜わき腹辺りが締め付けられるような鈍い痛みを感じることがある。だからと言って、息苦しいというほどでもなく、多少激しく動くのも平気なら、何より自転車でビュンビュン快走出来るのだもの心肺機能は心配するほどではない・・・はず。湿疹ならいざ知らず、失神するほどの症状は感じない。そこに至る原因も思い至らない。DEATH NOTEに名前を書かれる謂れもない・・・はず。
心電図の波形異常なら、以前から「スポーツ心臓(アスリートハート)」だとは言われている。

思案顔の循環器内科医はカテーテル検査をして診たいなどと言う。もし「急性硬塞」ならそのまま治療にあたりたいと。ついては、同意書にサインが必要だが、奥様にも連絡して頂くことも至要であるという。
その奥様には、意識が回復して緊急外来へ搬送される直前に、職場で倒れたこと、すぐに病院まで来て欲しい旨、電話を入れておいた。こちらに移動中で、おっつけ到着するはずではあるが・・・。

時刻は16:00ごろ。今からカテーテル治療となると、恐らく今日の退院は望めない。
立ち上がって動けるかどうかは分からないが、意識は完全に戻って、医師の問診に受け応えも出来れば、メガネがなくても世話をしてくれているナースの可愛らしさも十分理解出来ている。やりかけの仕事を片付けて、コンピュータのデスクトップに開いているファイルを閉じないと落ち着かない。その後がどうなろうと構わない。右耳に続いて、昨年左耳まで壊れた時点でハイリゲンシュタットへ赴く腹づもりも出来ていれば、奥様のお許しが得られないだけで、そこで認める遺書の文面も考えてある。
思い残すことはなくはない。やりたいことはまだまだ多くあるし、やり残したことも少なからずある。が、治療より、今はまず中途で投げ出した作業を完了させたいのだが・・・。
何より「心筋梗塞」、循環器異常とは思えない。おそらく消化器系の炎症ではないかと自己診断するのだが・・・。

顔色や動悸、吐き気や冷や汗など、「心筋梗塞」の症状とも診て取れるが・・・。

昨日は大阪大学の大学祭で、朝からハードに動いたうえ、昼に超レアなヤキソバを食べ、打ち上げのBBQで少々食べ過ぎて、胃もたれも感じる。ムカつき、吐き気はそれが原因だと思うのだが、循環器内科医は心電図と心エコー、父の病歴から心臓の疾患を疑う。

食べ過ぎ、胃もたれで、それも半日おいてから失神するほどの炎症になることは考えられない・・・のか?!

Apple Watchから奥様をコールし、それをiPhoneに移して医師と変わる。奥様も同意したからと、是非もなく、カテーテル検査。奥様がやれと仰るなら、ワタシに逆らう権利はない。とほほ。
と、カテーテルによる検査から治療に及んだ場合しばらくトイレに行くことは困難になるとのことで、尿道に管を入れてその先に導尿バッグ(お小水を貯める袋)をぶら下げることになる・・・らしい。
尿道・・・ということは、チ○○ン???! 血管のカテーテルもそうだが、それはココロの準備が追いつかない。いや、ココロの準備とムダ毛の手入れが・・・。
躊躇うワタシをよそに、若くて可愛いナースが二人掛かりでワタシの下半身までマルハダカにしてしまう。可愛い顔して、躊躇うことなく、容赦無く、年若い看護師ふたりがワタシのチ○○ンを引っ張って・・・。
嬉し恥ずかしと感じる遑も与えてくれず、尿道に細長い管が差し込まれる。マゾっ気など微塵もないワタシは生来のドエス。触られて気持ちいい・・・どころか、悶絶するほどの痛みと違和感と不快感。そのカテーテルが膀胱に届くまでの時間がとても長く感じられて、肚立たしささえこみ上げる。それを察してか、もうひとりのナースが、もう少しの辛抱ですから頑張ってと、左手を握りしめてくれるのだけがココロの支え?!

尿管カテーテルの処置が終わって、チ○○ンは解放されても、違和感が半端なくて、心電図の電極を取り付けるためにはだけたままの手術着と急遽装着された大人用紙オムツとその隙間から細長い管が導尿バッグへと伸びて、みっともないこと甚だしい。入浴時と睡眠時以外は肌身離さないApple Watchまで取り上げられて、なんとも薄ら寒い。
が、ここまで来たらCarp on the cutting board。赤ヘルではなく、南海時代からのホークス・ファンではあるのだが・・・。

血液をサラサラにして血流を良くするというおクスリを服まされた後、ワタシを乗せたストレッチャーは、緊急外来から準備の整ったカテーテル室へと運ばれる。
ストレッチャーからベッドに移され、右手首内側から動脈へとカテーテルが挿入される。局所麻酔が効いているせいか、痛みはそれほど感じないが、異物が入ったという異質感。造影剤が注入されるたびにカラダの内側からコチョコチョされているようなこそばゆい感覚が走る。キモチワルイィィ!!

ワタシは治療を受けるのが嫌いだ。開腹処置がなされるくらいなら、そのまま死んでしまいたいと思うくらいにキライだ。
カラダに異物が入るのが怖くて、未だに注射は苦手で、肩凝りや腰痛に鍼灸治療が効くと薦められてもそのハリが恐ろしい。注射は一瞬ですむが、長く続く点滴などは考えるだけで卒倒しそう。しかし、その点滴が左腕の静脈に刺さり、右手首の動脈にはカテーテルが注入される。ジゴクのような責め苦で、それこそ昏倒してしまいそう。胸には心電図の電極が取り付けられて、もちろん、チ○○ンには尿管カテーテルが挿入されたまま。身体中チューブだらけの状態で、身体を右に向けろ、左に向けろと指示されるが、動けるものでもない。
なんだか、ショッカーの秘密基地へと拉致されて改造手術を受ける本郷猛になった気分? 造影剤投入の合間に若くて可愛いナースがワタシの胸に手を当ててダイジョウブですかと尋ねてくれるのだけがココロの杖。
何度か造影剤が投与されるが、どうやら懸念された血管の詰まりはなく、血流も滞りなく、なんの支障も読み取れないようで、では意識消失の原因は何だろうということになる。

だから、循環器系の障害ではなく、消化器系のトラブル・・・だと訴えているだろうが!!

消化器外科と消化器内科のドクターを手配してもらっている間にレントゲン撮影とCT・・・コンピュータ断層撮影法(Computed Tomography)が試みられる。心臓でなければ脳かもしれない・・・ですと。
座位で腹部のレントゲン撮影。CT室へと運ばれて、頭部と腹部の撮影。ワタシの灰色の脳細胞が輪切りにされてしまうゥ!! 脳改造される前に逃げ出さなければ・・・!?

が、逃げ出すまでもなく、それでひとまず検査は終了。結果を確認する間病室でお休みくださいと循環器内科の病室をあてがわれる。どうやら今日中の職場復帰は望めないらしい。そこでようやく奥様とご対面。
医師から電話で「心筋梗塞」の疑いと告げられて、驚愕しながらここまで来たそうなのだが、到着後にこれまでの経緯を聞いて、「ただの、お肉の食べ過ぎなんじゃない」と、某国立大学の薬学部を目指しかけたがお月謝が高いからと諦めて、某国立教育大学教育学部に入って理科の先生になった彼女は推究する。キミが一番の名医かもしれない。
CT室の前では泣いていたらしいが、今ははっきり怒ってらっしゃる。無茶や無理、バカなことばかりするから、罰が当たったのですと宣われる。人間ドックを受診したと思って、CTでもMRIでも、ひと通りの検査をされてしまいなさいと美女豹変。ワタシも理系のハシクレだから、無茶はしても、理に適わないことはいたしません、バチなどと非科学的なことは受け付けませんと反論するも、それは屁理屈というものですと、クチでは勝てそうもない。彼女を論破することなど出来そうもない。山ノ神の神罰を蒙ったわけですな。
とりあえず、診察結果の確認をと、循環器内科の担当医を呼び出し、カンファレンスルームで経過報告を受ける。病室からその部屋への移動に車椅子が用意されるが、キャスター付きの点滴スタンドを用立ててもらって、それを杖代わりに歩いて移動。倒れた際に捻ったものか、左膝が痛い。
心電図では異常な波形が診られたが、血液は思いの外キレイで、血流も申し分がない状態。脳にも障害は見受けられない・・・らしい。アタマの悪さはコンピュータ断層撮影では捉えきれないらしい。てへ。

では、意識消失の原因はナニ?

レントゲンや腹部のCT画像によると、ワタシの胃と腸は随分腫れて浮腫んでいるらしい。素人眼には分からないが、胃腸のハレとムクミで失神しちゃうか? スリムでスレンダーなボディが"売り"のワタシ、ハレている、ムクんでいると言われるのは心外。
循環器系にトラブルがないので、その担当医は明朝の退院を約束してくれた。看護師に言って尿管カテーテルも抜いてもらってくださいと、快方に向かって、解放される。

が・・・。

そこへ消化器外科と消化器内科の医師が加わって、緊急対策検討会。何か思い当たることはないかと再審議。
突発性難聴で両耳とも壊れてしまったこと。そのせいで、未だに少し目眩や耳鳴りを感じることがあること。これもストレスが原因か、昨年の秋口から左胸〜脇腹が締め付けられるように痛んだが、倒れたり、座り込んだりするほどのことはなく、普通に生活を送れたこと。便通もいたって平穏。それ以外、大きな病歴はないことなどを告白したあと、阪大の大学祭にコンサートとワークショップで参加、その後BBQで飲み食いし・・・と、改めて昨日の行動をトレース。コンサートってナニされてました、担当の楽器はなんですか、「いちょう祭」で胃腸が悪くなってしまいましたかねと余談で盛り上がっていると、横合いの豹変美女が鬼の形相。
お酒まで召し上がったとは、ワタクシ伺っておりません。
いや、ノンアルコールビールを1/2缶だけですから・・・。
昏倒の原因は、心臓や脳の障害ではなく、胃腸にあり、「急性胃腸炎」との結論。ヴィルスや細菌は認められないから、ストレスを原因とする「胃腸炎」で弱った消化器に大量のアブラが中った・・・んだろうと推察。検査項目は消化器系へと移行することになるが、腫れ・浮腫みが酷くて胃カメラを受け付けない状況であるらしく、その検査は翌朝に持ち越し。そのために夕食は抜かれることになる。
ということは、朝一番の退院は・・・、ムリっぽい?
食べ過ぎで倒れたなんて格好が悪いから、いっそ、しばらく入院して、ずっと絶食されていなさいと鬼嫁奥様。

御飯が無いならもう寝てしまうからと、小うるさい彼女を追い返し、若くて可愛いナースにパジャマへのお着替えを手伝ってもらう。まァ、奥様でもいいのだが、点滴や心電図モニター、尿管カテーテルを外してもらわないといけないので・・・。
その尿管カテーテル、チ○○ンへの挿入も苦痛なら、チ○○ンからの抜去も難渋。しばらくその手で優しく触っていてほしい・・・とか考えているから、山ノ神の罰があたったわけですな。てへ。
それでも、局部を拭いてもらって、パンツを履かせてもらって、パジャマを着せてもらって。なにしろ、局所麻酔のせいもあって、右腕の心臓カテーテル跡が痛んで痺れてチカラが入らない、入れられない。無理をすると、血が噴き出しちゃうからねェ。
多少身軽になったとはいえ、点滴と心電図モニタが残っている。引き千切って脱走・・・は無理やね。仕方なく消灯とともに就寝。絶食とはいえ、眠れないほどの空腹は感じない。初めての部屋で慣れないベッド。不意の出来事からカテーテル検査にまで及んで、興奮で眠れないかと思ったが、よほど疲れたのか、枕が変わると眠れないはずのワタシが、誰かが子守唄を歌ってくれたかのように、照明が消えた途端に意識も消える。

普段であれば23:55就寝で05:05起床。21時に眠りについたら何時に起きるの。病院の起床時間は06:00で、その時間になって、ナースが点滴交換に来るまで途中目覚めることなく、夢さえ見ないで深い深い眠りの中。これほど心地いい眠りは何年かぶりというほどの快眠。そのあともうつらうつらと浅き夢の中を漂って、『Golden Slumbers』・・・The Beatlesのナンバーが頭に浮かぶ。”金色の微睡み”。

・・・が・・・。

先生からのご指示で朝食も絶食ですと、若くて可愛いナースから衝撃の告知。奥様の指図の間違いではないのか?!
点滴のおかげかひもじさは感じないが、さすがになんとも寂しい。
その後、消化器内科医の回診があって、改めて採血とCT検査。それによると、胃腸の腫れ・浮腫みは改善されているとのこと。ストレスで爛れた胃腸に大量の肉油が入って機能低下。それによるショック状態で意識が消失してしまったのだろう。ヴィルスや細菌は認められないものの、おそらくストレスからの「急性胃腸炎」との最終診断。
もうすぐに退院? とりあえず昼食は食べさせてもらえる? ・・・という期待も虚しく、もう少し胃の調子が良ければ胃カメラ検査を試したい、まだ入院生活が続くとの宣告。定期的に点滴交換、体温&血圧測定はあるものの、ほぼほぼ放置プレイで、昼食も抜き。急なことで充電器も持って来ていないから、iPhoneもApple Watchも電池が切れて、全くの八方塞がりな、独りぼっちの部屋での侘び住い。急なことでもあり、平日昼間であるから見舞客も限られる。
そんな中、奥様が連絡したとかで、堺から老母がわざわざクルマを雇って来てくれる。昨年他界した父と同じ「心筋梗塞」が「急性胃腸炎」に変わったことで安心したと笑ってくれるが、余計な心配をかけさせてしまったものだと、ここでようやく反省。職場の人たちにも迷惑をかけたが、家族にも心配をかけてしまった。

よくはなったと言いながら、心電図モニタが外されただけで、点滴はそのまま。それのスタンドを杖代わりにトイレに立つが、お小水しか出ない。医師は”大きい方”の状態を知りたいらしいが、いや、昨日の昼食以降何も食べていないし、そうそう出せるものでもない。
それもあってか、夕食は用意されたが、まだ胃腸に負担をかけられないと、お粥を主食にしたごくごく軽いもの。かえって侘しい気もするが、まァ、形だけでも夕餉にありつける。

定期的に検温と血圧測定、点滴交換はあるものの、様子見の放置プレイが続いて、結局二日目の夜を迎えて、それも心地いい深い眠りを得られたが、明けて三日目。世間ではゴールデンウィークの後半に入った5月3日。緊急性もなさそうなので胃カメラは後日のこととして、ようやく退院を許される。緊急外来から二泊三日の入院生活も終わり・・・ではあるが、予後の経過観測が必要として、二週間後に胃カメラ検査のための通院が言い渡されて、その間のための服用薬が2種類処方される。退院出来てよかったねと喜びたいところではあるが、退院後も7日まで、ゴールデンウィーク中は自宅で安静にしていろとの指示。

はァァッ???! 連休のスケジュールは全部まるっとキャンセル・・・ですかァ?!

「七つの大罪」のうち2つまでも犯したとはいえ、あまりに罰が厳しすぎるんじゃあありませんか。本来なら風光明媚なところへ赴いて、美味いものをたらふく食べるつもりでいたのに・・・。奥様にその旨連絡したところ、8日の朝まで独りで断食していろとのメッセージ。
お昼前に退院。職場の方に回って、ロッカーから私物を引き上げる。それでどうにかiPhoneは使えるようになる。心配したコンピュータ上のファイルは同僚が別名保存してくれていて、PC自体もシャットダウンされていた。

無事に帰宅も叶い、以上がよりにもよって連休の最中に起こった緊急入院の顛末。
心地いい眠りこそ得られたものの、ゴールデンウィーク中のスランプ。これでは『Golden Slumbes』ではなく、『Golden slampers』ですやん。
・・・とキレイに(?)オチがついたところで、お後がよろしいようで・・・と言いたいが、二週間後に胃カメラ検査が控えている。予後の経過も気掛かりだが、またカラダの中にチューブを入れられるかと思うと、出るのはため息ばかりなり。嗚呼。
若い拵えをして、若いつもりでいても加齢は誤魔化せない。いざという時のために、ココロの準備とムダ毛のお手入れだけは怠ってはいけない・・・ということですな。

大変お喧しゅう御座いました。では、御免候へ。

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