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メインテナンスと城の桜と・・・ [散歩・散走]

昔から「春に三日の晴れ無し」なんてェことを申しましてな、今時分は花散らしの雨が殊のほかよく降るようで御座いますが、今日は麗らかに晴れて「春日和」どころか初夏を思わせるようなご陽気で。
本来なら名残りを惜しんで・・・お花見散走に出掛けたいところではあるのですが、そういうわけにも参りませんで・・・。

と申しますのも・・・。

先々週の「京都お花見ポタリング(→記事参照)」で走り出そうと、BD-1Rをluggage-modeからride-modeに展開しようとしたところ、ハンドル基部のクランプが引っ掛かる。フォールディング、スプレッドがスムーズに出来ない。
どうしたことかとよくよく見れば、固定レバー軸からクランプに繋がる直径5㎜程の細いシャフトが曲がっちゃってるような・・・。それがために、クランプがナナメに傾いたような塩梅で、一部がハンドル基部に引っ掛かる・・・らしい。
ここまで輪行する際に倒れるかぶつけるかして変型してしまった・・・のであろうと思われる。

ワタシのBD-1Rは20インチにサイズアップして腰高になったうえ、ハンドル形状もフラットバーからドロップに変更、クランクセットにはカーボンコンポジットを奢って、BB周りが軽量化された分随分とトップへヴィーな重量配分となってしまって、走っているときはともかく、駐輪時に風に煽られでもしたらキックスタンドだけで支えきれずに立ちゴケが頻発。折り畳んでいても転んでしまうことがあって、輪行は結構気を遣う。
転け方によっては、クランプ部が破損してしまう・・・ということやね。

遊び代もあるので、手を添えてやれば動作に支障は無さ気。ヒビ割れてはいないし、まさか走っている最中にハンドルがぺキッと折れたりはしないだろうとそのまま走り出したが、やはりそのままにはしておけない。
で、先週LORO CYCLE WORKSを訪ねてご相談。取り替えることになったのだけど、そのパーツは店頭在庫が無くお取り寄せとのこと。
だから今日は、リペアかたがたメインテナンスでLORO再訪。
念のためにと、その周辺のパーツ一式を取り寄せして頂いていたのですが、破損は件のシャフト一本、その交換だけで済むとのこと。

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コレが何かというと・・・、

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ココの

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コレ。ピントが合ってないけど・・・。

ミズタニ自転車株式会社が販売していたBD-1ことbirdyは、Pacific Cycle Japanが扱うこととなって名前もbirdyに統一されて、スペックもまるっと変わっちゃったのですが、外観的、概略的には小変更に留まって、年度ごとのモデル・チェンジの影響も少なく、流用出来るパーツも多数。
それに、ワタシのBD-1改めBD-1Rは2007年モデルとはいえ、2014年07月に大々々的な『Operation Reborn』が敢行されて、メインフレームとフロントフォーク、リアスイングアームの、塗色がMercury Blueのパーツ以外はまるっとリプレイス、改造というよりほぼ新生(再生)、カスタマイズというよりほぼほぼオーダーメイド、ドロップハンドルをインストールする都合上ハンドル・ポストも旧式から現行品と同じタイプに変わっちゃっている。
因みに、BD-1Rの”R”はRacingとかではなく、”Reborn”、”Rebirth”の”R”ですからね。
同じタイプとは言いながら、現行品はブラックで、ワタシはある拘りからシルバーを選んでいる。そこだけが気掛かりだったのだが、シルバーも在庫があるとのことで事無きを得る。

交換・調整もアッと言う間に終わり、ついでにブレーキやシフト周りもチューニングして頂いて、完全復調?!

先の『Operation Reborn(再生作戦→記事参照)』からはや五年。あまり走行を重ねていないとは言いながら経年劣化も目立って来ている。そろそろ『Opération Renaissance(復興作戦)』発動・・・といきたいところなのですが、さて次なるコンセプトはどうしましょう?!

ワタシのBD-1Rは、”r&m(Riese und Müller)社のカタログに載っていそうな最上位モデル”というコンセプト。
というか、旧モデルの、ワタシが買った前後に「BD-1R」を名乗る限定モデルがあって、それがリア・ディレイラこそSHIMANO CapreoでうちのBD-1と同じものながら、ドロップハンドルにフロント2段変速、2×9の18速仕様。
その「R」が何を意味する「R」なのかはともかく、それに対するオマージュであったりもします。
で、どうせやるならドロップ&フロント2段を含みつつ、大幅なリペアを施して、ドロップハンドルに、当時発売なったばかりのSHIMANO105 5800シリーズをインストールして2×11Speedで20インチ化を実現。「R」を追い越して「RR(ダブルアール)」?? レーサーレプリカなモーターバイクみたいやね。
フレームのMercury Blueを活かしたから、他のパーツは無彩色、アルミの地色のシルバーに見た目の重心位置を下げたいから下周りは黒、サドルとバーテープはFizikのダークグレーというのがちょっとしたコダワリどころ。パッと見は地味なのだけど、実は・・・、というのが”カタログに載っていそうな”カスタマイズ・コンセプト。

2014年の『Operation Reborn』こそDURA-ACEなんてBD-1にはオーヴァースペック、カタログのフラグシップモデルでも不相応と思って発売されたばかりの11速仕様の105にしたのだけれど、今『Renaissance』を施すならやはり時代先取りの12速?!
とはいえ、12SpeedのDURA-ACEは諸般の事情からまだ発売されていない。CampagnoloSRAMの最上位モデルが12速になったばかり。シマノならXTRがようやく12速化を果たしたばかり。カンパニョーロスラムはコスト的に難しいし、やはりBD-1には・・・。XTRはギア比がMTB仕様。坂はそうそう挑まないから、ワイドレンジより見た目のかっこよさ。
BD-1からBD-1Rにする時も、20インチホイールに11速のカセットスプロケットを押し込むために四苦八苦。リムとハブの組み合わせを決めるのに、あーでもないこーでもないソレはイヤと、かなりの時間を要した。
現行birdyはロードバイク・オリエンテッドとなったが、BD-1はMTBオリエンテッド。ハブまでXTRにすればそのまま12速化を果たせそうな気もするが、20インチ・ホイールに40Tの巨大なカセットスプロケットは無い。カッコ悪いに決まってる。STIも対応していないから、ドロップハンドルという訳にもいかなくなる。
軽量化という不毛な沼地に分け入るか、贅を極めて見た目も麗しいCafe Racerを気取るか。
レーサーレプリカでも無くあくまで街乗り仕様。カスタマイズなんて所詮は自己満足でしょうし、せいぜいがカフェレーサー。新世代のコンポが出揃っての「BDR-1RR」化(?)はまだまだ先のことになりそうだから、とりあえず『Opération Renaissance』は見た目のフレッシュアップに止めるか・・・??
「ダブルアール化計画」は、考えて悩んでいる時が楽しい・・・とも言えるのですが・・・。

カスタマイズはもう少し先のこととして、せっかくの春日和。勿体ないので、少し大阪市内を散策しようと思います。

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で、LOROからもほど近い大阪城公園
まだは、散り始めながら6〜7割り方残って、それに釣られて、花盛りに人盛り。多くの出店も並んで、外国人観光客も多くて、かなりの賑わい。自転車で走る抜けるのも難しいほど。
明日のために脚を残しておかないといけないし、そこを離れて、おひとりさまランチは福島区のカレー屋SUN

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4月限定の「えびカレー ココナツミルク仕立て」を頂きます。
えび殻ダシで風味エビエビというカレー。尻尾のついたむき海老が5匹、ココナツミルクでまろやかになったルーの中を泳いでいる。
一緒に泳ぐ(?)パプリカや横に添えられたピクルスもいい感じ。
好み的にはもっとピリッと辛口がいいのだけれど、コレはコレで春らしい優しさ。満足いたしました。
おひとり様散走には、やっぱりカレーが一番相応しい??

明日は(お天気と体調次第で)少しリフレッシュされたBD-1Rで名残りのお花見ポタ。
来週も期間限定のカレー・ランチ・・・になるかなァ。

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