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「マチルダとバルバラ」 第1幕への前奏曲? [散歩・散走]

暦が「大雪(たいせつ)」となった途端に、冬らしい天気、気温となったこの週末。自転車を駆って紅葉狩りへと行きたいが、急に寒さが増して寒冷順化もままならないまま体調も思わしくなくて、ポタリングどころではない実状。とはいえ、家に籠っているほど、心根まで衰えたわけではない。
寒さにめげず、クロップド丈のワイドパンツで足首もひけらかしたままの街歩き。今日は映画館をハシゴして、ロシア映画とフランス映画、シネマの二本立て、伝説的映画の2幕構成と参りましょう。

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と、先ず訪れたのは新梅田シティ梅田スカイビル
こちらの1F広場では11月16日(金)から『ドイツ・クリスマスマーケット大阪2018』が開催されて、もうクリスマス・ムードに染まっている。
20数年前から始まったそのイベントはドイツ連邦共和国総領事館やドイツ観光局が主催、後援に参加する本格的なもので、スカイビル空中庭園まで届こうかという、高さ27メートルの巨大なツリーの周りに幾つものヒュッテ(木製の小屋)が並び、日の暮れとともに約350,000球の電球を使ったイルミネーションが点灯する。
本場ドイツのビールやソーセージにグリューワインなどのグルメ、クリスマス向けのオーナメントやクリスマスギフトなど伝統工芸品などが商われ、子供達が夢中になるのが120年前に作られた、移動式のアンティーク・メリーゴーランド。
本場さながらのクリスマスマーケットは連日の賑わい。我が家も、とらさん(仮)がまだ頑是ないとらちゃん(仮)だった頃は毎年の楽しみとして通い、顔より大きな綿アメを貪りながらレトロなカルーセルでクルクル、ドイツ・ビールやホット・ワインでグルグル、目眩がするほど楽しんだりもしたが、とらちゃん(仮)がとらさん(仮)と長じて、ママリンと二人だけで来るようになったら、身体を悪くしたこともあって、アルコール類禁止で少々寂しいクリスマス。ハメを外すなら、家族連れよりお忍びで?
今年はまだ、先日まで暖かく、クリスマスという気分でもなかったので訪れてはなかったが、今日はスカイビル内のシネリーブル梅田で映画鑑賞のために訪問。
クリスマスはまた日を改めて。何しろマーケットはまだ、ドイツ時間で・・・というわけでもないだろうが、カルーセルはベールで覆われ、ヒュッテも閉ざされたまま。それを素通りして、スカイビルタワーイースト3Fへ。

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今日鑑賞するのは、シネ・リーブル梅田で「マチルダ 禁断の恋」、テアトル梅田で「バルバラ セーヌの黒いバラ」。
実在した女性二人をそれぞれ題材にしたシネマで、片やロシア帝国にスキャンダルを齎した傾国のバレエ・ダンサーで、片や1960年代からシャンソンの女王としてパリに君臨し、生きながらにして伝説となったシンガー・ソングライター
実在の人物を扱った映画となると、今は英国のロック・スターを取り上げたものが観客を集めているが、それはその死が近すぎて、バレエシャンソンより身近過ぎて、ワタシの中のフレディ・マーキュリーはカリスマ的アイドルではあっても、マチルダ・クシェシンスカヤバルバラほど伝説化していなくて、ちょっと生々しい感じがして観れない。観てしまうのが、少々怖い。
Queenより、ロシアバレエ・クイーンフランスシャンソン・クイーン・・・というわけで。それに大きなスクリーンで観るなら、ヒゲのおっさんより美しい女性の方がいいでしょ、ポロリもあるし♡
実在の人物を扱ったストーリー。虚実の塩梅が難しいかと思うのだが、余りにリアルなドキュメントだと報道映画みたいで味気ないものになってしまい、といって、演出過多で荒唐無稽になってしまってもどうかと思う。さて、舞姫と歌姫の人生は、どう語られるか。

そろそろ時間も頃合い。では、「マチルダ 禁断の恋」から開幕です。

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