メインテナンスとプチ・カスタマイズ [散歩・散走]
絵に描いたような五月晴れのポタ日和。今日は西宮まで足を伸ばして、なんちゃってヒルクライムを兼ねて、バラを拝見しようかと考えていたのだけれど、オーダーしていたパーツが入荷したとLORO CYCLE WORKSから連絡があり、そちらにまわることに・・・。
昨年の「父の日」にオーダーを掛けて、「七夕」の日に仕上がった我がBD-1R。フレーム以外をまるっとリプレイスして、フルカスタムとなったのだけど、それでも気持ちは収まらず(？)、弄れるところは改良の手を加えたいと、懲りずにカスタマイズを繰り返す。
せっかくリフレッシュして、スペシャライズでパーソナライズなカスタマイズを施したにも関わらず、座骨神経痛を患って、その真価を味わうことも出来ないうちにほぼ一年。乗る機会が少なく、走行距離も伸びないのだけれど、それでもケーブル類は伸び、ホイールにも若干振れが出ているような気がして、メインテナンスの必要もある。自分ですればいいのだろうが、そこはそれ、餅は餅屋。プロフェッショナルに依頼する方が確実安全。保守作業だけでは悪い気がして、ついでに極々地味な、極々目立たない仕様変更のために交換パーツの手配を要請したのが連休前。
道すがら、中之島公園バラ園に立ち寄って、色とりどり繚乱と咲くバラの香りを楽しんで、オープン直後のLOROへ滑り込む。昨日、今日とパシフィックサイクルズジャパン取扱自転車の試乗会が開催されているそうで、店頭にCARRYMEやIF、REACH、BD-1から名称だけが変更なったbirdy classicなどが展示されていたが、開店早々でまだ他のお客様もおらず空いているうちに作業台を独占。
オーダーしていたのはSHIMANO DURA-ACE9000シリーズのリア・ディレイラ・・・のテンション＆ガイド・プーリー・セット。
昨年"夢の22速化"を施して、リア・ディレイラはSHIMANO 105 RD-5800-GS-Lに換装したが、フィーリングだけでも上位機種に近づけようと、プーリーだけDURA化。CNC加工されたアルミニウム製プーリーも幾つか出回っているが、それらは音鳴りがするとかで、それならばと105とDURAのハイブリッド化を選んだ。歯数は同じながら、片や鉄製の筒であるのに対して、最高グレードのモノはシールドベアリング。多少なりとも回転もスムーズになる・・・だろうとの目論見。
作業はあっと言う間。ホイールの振れやらケーブル類の調整も瞬く間。無駄に自分の手を汚すよりプロにお願いする方が間違いない。
20インチ化のためにKinetix PRO 20×28H Black、SHIMANO CX75 28H、プレーンスポークで手組みして頂いたホイールは思いの外振れてもおらず、VANGUARD I-20CNC BRAKEセットBlackが片効きになっていたらしい。何れにしても、素人の生兵法より、違和感を感じたらプロショップにお任せする方が精神衛生上好ましい。これでしばらくは安心して走れる!?
試走を兼ねてひとっ走りといきたいところだが、日が高くなるとすでに暑い。というか、真夏のそれに近づいた日差しが夜勤明けの眼に眩し過ぎてココロ折れそう。
帰りがけにいつものGallery Cafe S'n緑an.に寄り道。
05/02(SAT)〜05/17(SUN)を会期として、『coffee time - 大人の愉しみ - 展』が開催中で、ギャラリースペースには３名の陶芸作家・・・渡辺キエ、阿曽藍人、モノエ(尾上耕太)の作品が展示されている。その期間、カフェスペースでは、それらのうつわを使って、「珈琲とJiro 自家焙煎オリジナルブレンドコーヒー」を味わうことが出来る。
三人三様、それぞれ個性が際立って、渡辺キエの作品はシンプルな造形に鉄線がアクセントとして用いられ、阿曽藍人が作り出すのは野趣を秘めた素朴な趣き、モノエのカップは端正なフォルムでその内部に小さな秘密を隠している。
せっかくなのでコーヒーをオーダーして、選んだうつわはモノエ作品。
整然とした、どこか折り目正しい円筒形のカップとソーサー。真っ白なうつわの中の小さな秘密。それはコーヒーを飲み干すと露見する。
底面から側面に立てかけられた小さなハシゴ。同じものは二つとないようで、他は机と椅子だったり、椅子だけ１脚だったり、同じハシゴでも足元に小さなリンゴが置かれていたり、それぞれ異なる造形となっている。こういうギミックは面白い。
ほろ苦いコーヒーとキャラクター際立つうつわたちを愉しんだあと、バイクを走らせて帰宅の途。
換装したプーリーの効果は・・・、わずかに軽くなったような気もするが、塗布されたグリスのせいかしっとりした印象。こころなしか滑らかに回転しているような、ちょっとだけ上質化したような、それはいわゆるポリシーボ効果なのかもしれない。長い距離を走るか、長く使ってみないと違いは分からないかもしれないが、音鳴りもせず、シフトも滑らかで、違和感はない。
見た目では全然分からないし、それで激坂が楽になるわけでも速度が劇的に上がるわけではないけれど、それなりの効果はある・・・としておきましょう。
本日の結果
走行距離：22.99km
走行時間；01:21:18
この日は私もＬＯＲＯに行きましたが、昼からだったので入れ違いでしたね。
自転車はカスタムしたときは完成形と思っていても、しばらくするとなぜかまたカスタムしたくなりますね。
ｊｏｊｏスペシャルの完成形はいつになるのでしょうね。
by moto_tip_sp (2015-05-12 20:56)
僕は翌月曜日にブロの調整にLOROに行ったんですが、そこで聞いた話だと新型BIRDYは20万越え、上級モデルだと30万近くになるそうですね!!（笑）
しかし内容はそれほど変わらず、素材もアルミだそうですから、やはり今あるBD-1にカスタムを加える方がずっといいかもしれません!!（笑）
劇的な走行性ののアップがあるなら新型も考えますが、そうじゃなければカスタムの自由度がBD-1の魅力でもありますもんね!!（笑）
JoJoさんの本格ロングポタの記事、楽しみにしています!!（笑）
by yosshu0715 (2015-05-12 22:07)
モトさん、コメントありがとうございます。
日々新しいパーツやアクセサリも発表されて、カスタマイズに終わりはありませんね。慣性系のイメージは出来上がっているのですが、そのためのパーツがまだ出てきません。まァ、現場にも満足していますし、慌てることもないので、気長に付き合っていきたいと思っています。
by JUN1026 (2015-05-13 07:03)
ヨッシュさん、コメントありがとうございます。
新型birdyは夏以降らしいですね。多分フラットバーの18インチでしょうし、カスタマイズしてしまいたくなるでしょうから、それなら手持ちのBD-1を究極まで弄る方が面白いかもしれませんね。
本格的なロングポタ・・・いつになるでしょうねェ(笑)。
by JUN1026 (2015-05-13 07:07)