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宿題を果たしに上町ヒルズへ [散歩・散走]

今日の大阪、陽射しは麗らかな春のそれであるが、風は春の到来を遠ざけるかのように冷たく強い。

午前中は息子さん(13)が学校の陸上部だけでハーフマラソンするというので神崎川河川敷へ。ハーフといっても、ちょっとしたポタの距離。インフルエンザがまだ癒えず、鼻水ぐずぐず咳ごほごほの身体でなんとか走り切った息子さん(13)のタイムは2時間37分。まァ、走り切れただけよしとしましょう。

午後になる前にパパは自転車のヒトになる。先週参加させて頂いた「オープン台地」のイベント「上町台地タイムトリップ ~ 古写真でめぐる上町台地の過去・現在」で持たされた地図を頼りに3枚の写真の撮影地を探しに行かねばなりません。

「オープン台地ポタ」の様子はこちら
その時頂いた「宿題」がコレ

上町台地がますます「オレの庭」化してきましたな。さァ、今日もヒルズ族、行きましょ。

 

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自宅からキタの繁華街をすり抜けて松屋町筋を「逢坂(国道25号線)」へ。

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Japan, Osaka Prefecture, Osaka, Naniwa Ward, Shimodera, 3丁目16-11
Map: http://maps.google.com/?q=34.654004,135.509180

松屋町筋を左(東)に折れれば、まず最初のチェックポイント「合邦辻閻魔堂」。写真はおそらく終戦後すぐ建て替え前の状況と思われるが、今や道路が拡張されたり辺りの様相は一変。見る影も無いほどの変わり様であるが、「閻魔堂」と言えばここしかない・・・はず、多分。
"脳の守り本尊"とあるが、お参りすればうちの反抗期くんも利発になるかしらン? 無理やろなァ。

国道25号線から谷町筋へ。つぎのポイントは「大江神社」となるが、ここは何度も訪ねている場所、"愛染さん"こと「愛染堂」のお隣。

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Japan, Osaka Prefecture, Osaka, Tennoji Ward, Yuhigaokacho, 5-40

Map: http://maps.google.com/?q=34.657269,135.512018

「愛染坂」の頂上で撮られたと思しき写真。坂に張られた石畳は敷き変えられ、鳥居もどうやらリニューアルされてしまっているよう。写真は昭和初期だと思われるが、現在建っている鳥居は平成期になってからのもの。
しかし台地で"大江"と言えばここしかない・・・はず、多分。

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折角ですからここもお参り。いつもネコで賑わっている(?)ご当地。今日はネコの子一匹見当たらない。

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狛虎にもご挨拶。なんかトラの置物が増えてるし・・・。

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ここへ来たら「愛染さん」に寄らねばなるまい。良縁を願ってお参り、お参り。多宝塔前に植えられた紅梅もようやく膨らんで陽光に微かな香りを振りまいている。

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J
apan, Osaka Prefecture, Osaka, Chuo Ward, Kozu, 1丁目1-29

Map: http://maps.google.com/?q=34.668913,135.513906

3つ目のポイントはおそらく"高津さん"こと「高津宮」。写真はその参道を写したものと推測、墓地は公園に改められたのか??

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参道の途中に掛かる小さな橋は、その名も「梅乃橋」。高津さんの周囲は昔から梅の名所。今も梅の木が幾本も植えられているが、この橋が架けられた頃はさぞ見応えがあったものと思われる。

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残寒に阻まれてまだまだ開く気配もないので、梅の花見ポタはまた改めて。

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石段を登って、こちらもお参りしておきましょう。

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境内からは4つの坂。相性を確かめる「相合坂」は"縁結びの坂"。

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絵馬堂を挟んだ「西坂」は三曲がり半に曲がった"旧縁切りの坂"。

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「北坂」はなんの由縁もない?

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参道にあった石柱。なんと書かれているんでしょ? 新たなナゾが・・・。"仁風敷宇宙"、"徳化洽乾坤"、漢文は苦手だ(泣)。

さて、頂いた3枚の写真の撮影地は押さえた・・・はず。問題は答え合わせ。「オープン台地」イベントはもう終っている。帰ってメールででも問い合わせてみましょ。

その帰宅途上、ちょっと立ち寄りたいところがある。

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堂島界隈のビルの谷間に怪しく光るミラーガラスの球体。これナンだ??
地球へと迷い込んだ宇宙人の乗り物か巨大化したミラーボールめいたナゾの建造物。

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Japan, Osaka Prefecture, Osaka, Kita Ward, Sonezakishinchi, 1丁目6-20
Map: http://maps.google.com/?q=34.697114,135.496944

「堂島薬師堂」というれっきとしたお堂。
"西暦593年、推古朝のころの史料に「東は玉造に四天王寺をつくり、西の方洲の中に御堂を建立」の記録があるという。
また、延宝3(1675)年に書かれた古文書「芦分船」にも「聖徳太子が四天王寺創建時に、建築用材の運搬船が暴風雨で難破、洲の中に流れつきお堂を建てた」との記述があり、これが薬師堂の起源と言われている。
海上を航行する船から、このお堂がよく見えたところから、薬師堂のある島が「堂島」の地名になった。"
"戦後、毎日新聞社が増築した際、敷地内に祀られていた薬師堂を敷地東向いの社有地に移設しました。そして、堂島アバンザを建設するにあたり、奈良・薬師寺と地元の堂島薬師堂奉賛会の要請もあり、かつてあった場所に戻った"らしい。

過日節分の折に"節分会"と"お水汲み神事を"ひとつにした「堂島薬師堂節分お水汲み祭り」が行われていた。"春と福を呼ぶ祭事だそうで、お水汲みや「鬼追い」の町回りなど盛り沢山のイベントが組まれていたらしい。「龍の巡行」も面白そうなのだが、ワタシが惹かれたのは「北新地芸妓衆の奉納舞」と「北新地『お化け』」。
お化けというのは、なんでも北新地のホステスさんなど奇麗どころがお化けに扮して街を練り歩くイベント。
「新地」×「ホステスさん」×「コスプレ」。萌え要素の三乗やァ(彦摩呂ふう)!!!!
当日見たかったがインフルエンザ少年が寝込んでいるので夜遊びするのも気が退ける。その翌日、「自転車ツアー」の帰りがけに残り香だけでも味わいたかったがインフルくんから帰宅命令で立ち寄ることが出来なかった(→記事参照)。

新地辺りで夜遊びするのが大大ダァ〜イ好きなのだが、何故だかこの頃今更ママ様がヤキモチ焼くし、遊ばせて頂けない・・・のだなァ(泣)。

本日の結果
走行距離:33.86km
走行時間:02:10:57

帰宅してから「上町台地タイムトリップ」主催者あてに答え合わせのお願いメールを送付してみた。さて、結果やいかに!!


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コメント 4

yosshu0715

答え合わせポタ、おつかれさまでした!!(笑)
解答が楽しみですね!!(笑)

ミラーボールのお堂、初めて知りました!!
聖徳太子のときからあるお堂が、こんなにモダンに・・・!!
今度行ってみようかな!!(笑)
by yosshu0715 (2012-02-12 04:44) 

JUN1026

yosshu0715さん、コメントありがとうございます。
答え合わせ、どうなのでしょうか? 問い合わせメールに反応があれば、またブログでお知らせ致します(笑)。
ミラーボール、面白いでしょ!?
私は以前独りでブラブラしている時に、道に迷った末にアレにぶつかり、異界に踏み込んでしまった感満載でした(汗)。
旧い建造物が残っているかと思うと、歴史あるお堂を超モダンにしてしまうのも大阪。変わった建造物やモニュメントを訪ねて廻るのも楽しいですよ。
by JUN1026 (2012-02-12 23:25) 

chiepoco☆

良くこの横を自転車で通って帰っているのに全く知りませんでした!!

これは近々行ってみねばです!!
この変貌ぶりに聖徳太子もびっくりでしょうね~☆

答えもわかったらアップしてくださいね!!!
by chiepoco☆ (2012-02-14 01:16) 

JUN1026

chiepoco☆さん、コメントありがとうございます。

薬師堂のことでしょうか?
私も初めて見た時はビックリして間近まで覗きに行ってしまいました(笑)。通り側にはナニの案内も建っていませんから・・・。
覗き込んでも、そんな由緒あるものとは思えませんでしたが・・・。

探せばまだまだ面白いモノがいっぱいありそうな気がします。
by JUN1026 (2012-02-14 08:23) 

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